これからピアノを始めたい人にオススメの電子ピアノYAMAHA P-125aと周辺機材【コスパ最強セット】

これからピアノを始めたい人向けに低コストで性能が良い電子ピアノと周辺機材を紹介したい。

5歳からピアノを弾いている僕の独断と偏見に基づくけれど、どれも使用経験があるものなので確信をもってオススメできる。

Keigo

Keigoです。Instagram / Twitter / YouTube / TikTokもやっています。【お問い合わせ

読みたい場所にジャンプ

追記(2023年7月):後継機種「YAMAHA P-225」が発売

P-125aの後継機種「YAMAHA P-225」が発売された。めちゃくちゃ良くなってる。

YAMAHA
¥61,690 (2023/12/31 01:23時点 | Amazon調べ)

良くなった点をざっくり言うと、

  • 新鍵盤を搭載(GHC鍵盤。打鍵音も小さくなった)
  • ピアノ音源の性能が上がった(CFX搭載)
  • スピーカー性能が上がった
  • 本体スイッチ部分が地面と平行になった(スマホやキーボードが置ける)

という感じ。実際に楽器屋さんで弾いてみたら、すごく良かった。正直欠点が見当たらない。これから買うならP-225がオススメ。

以下、古いほうの情報になるので気になる人はどうぞ。

オススメの電子ピアノ

値段順に紹介する。すべてYAMAHAになってしまったけれど特に深い意味はない。

コスパ最強の電子ピアノ、YAMAHA P-125a

新品5万円台。現時点(2022年)で、予算5万円前後なら最もコスパが高い電子ピアノだ。

YAMAHA
¥59,900 (2022/12/02 13:56時点 | Amazon調べ)
P-125とP-125aの違い

P-125の後継機「P-125a」が2022年11月に発売された。

結論から言うと、どちらも仕様はほぼ変わらない。

どちらかといえば、P-125aのほうが機能が減っている。ただしアプリなどが使えないくらいだ。一般の人が使う分にはP-125もP-125aも同じなので、安いほうを買えばいいと思う。在庫の問題。

僕は楽器屋に置いてある電子ピアノはほぼすべてを弾いたことがあるけれど、P-125aの内蔵音源、構造、耐久性、デザインは、値段に対しての品質の高さが異常だ。初心者なら必ず満足できるはず。

また、重さは12キロと重くはないので持ち運びも可能だ。僕の友達(女性)も「重さは全然問題ない」と言っていた。模様替えしたらしい。

Amazonレビューはこちら

ただし、2020年3月頃から新型コロナウィルスの影響で海外工場からの納品が遅れているため在庫が少なくなっている。また、半導体不足や物価高で価格が安定しないことがあるので注意が必要だ。

ペダルも買おう

P-125の付属ペダルFC5は軽くて滑りやすいので余裕があればペダルを揃えるといい。

オススメはYAMAHA FC3A。

YAMAHA
¥3,639 (2024/12/11 07:51時点 | Amazon調べ)

ハーフペダルにも対応しているのでFC5よりもさらにリアルなペダリングができる。

僕は毎日4年ほど使っているけれど、まったく壊れる気配がない。耐久性が高い証拠だ。

「FC4A」という似た商品もあるけれど、ハーフペダル非対応なので注意。
メリットはFC3Aより500円ほど安いくらいなので、あえてFC4Aを買う理由がない。

予算がある人向け:タッチと音源にこだわるならYAMAHA Clavinova

予算がある人向け。

電子ピアノ「Clavinova(クラビノーバ)」もオススメ。レッスン用途でも有名で定番だ。新品36万円。

YAMAHA
¥412,500 (2024/05/09 22:33時点 | 楽天市場調べ)

音やタッチにこだわっているシリーズで2020年に新型になった。2000万~3000万円するグランドピアノの音源(CFXImperial)が収録されている。

スピーカーがかなりパワフルで鍵盤の性能も良かった。場所や予算に余裕がある人にはオススメだ。

番外編:究極のタッチ感を求めるならYAMAHA N1X

マニア向け。

究極の電子ピアノ「AvantGrand(アバングランド)N1X」。2019年発売。新品65万円。

グランドピアノの鍵盤を電子ピアノに取り付けた、アコースティックピアノと電子ピアノのハイブリッド仕様になっている。タッチ感がグランドピアノと同等なのが最大の魅力。

弦を張っていないので(だから電子ピアノ)、ヘッドフォンでも練習できる。あと、わりとコンパクト。「部屋で大きな音は出せないけど、グランドピアノと同じタッチで弾きたい」という僕らの夢を叶えてくれる。

個人的にメチャクチャ欲しいけれど置く場所がない。引っ越ししたら買うつもり。猫も。

AvantGrandシリーズは他にもN3XやN2、NU1Xというモデルもあるけれど、個人的にはN1Xが一番オススメ。

キーボードスタンド

忘れてはいけないのがキーボードスタンド。

電子ピアノによっては専用スタンドもあるし、汎用型のスタンドもある。

専用スタンド:L-125

先程紹介したYAMAHA P-125の専用スタンド。専用設計なので揺れる心配がない

専用の作りということで、一体感あるデザインに仕上げたい人にも向いている。

専用のペダルユニット:LP-1

L-125に装着できる専用ペダルユニット。

ヤマハ(YAMAHA)
¥7,700 (2021/09/26 13:59時点 | Amazon調べ)

なくても問題ないけれど、ペダルにこだわる人はこちら。

安定性の高いX型キーボードスタンド

X型スタンドは、電子ピアノを頻繁に動かす人向け。また、どんな電子ピアノでも使える汎用性があるタイプ。僕もこれ。

X型のスタンドなら個人的にはK&M一択。

K&M
¥13,420 (2024/12/05 22:14時点 | Amazon調べ)

とても丈夫なスチールパイプ構造で耐荷重は50kg。高さの無段階調整が可能だ。これがデカい。

電子ピアノと合わせるとこんな感じ。

「ハーモニー」って何?5段階のレベルで説明 | 5 Levels | WIRED.jp
【試聴編】JO1 鶴房汐恩、澤野弘之とアニメの劇伴作りに挑戦!

全く揺れないわけではないけれど鍵盤を押さえたときの揺れ程度は僕は気にならない。揺れが気になりそうな人は専用スタンドのほうがいいかも

本物のアコースティックピアノは床から白鍵の上面までの高さが73~75cm(物によるけれど)なので、最初に電子ピアノを乗せて床からの高さを計るといいと思う。73センチがオススメ。

高さを調整するときは、電子ピアノを毎回下ろしてから調整してほしい。下ろさないと電子ピアノが降ってきて危険。昔一度やっちまいました。

ただしX型は、ペダルに伸ばした足がフレームに当たる可能性がある、というデメリットがある。特に身長が高い人は注意が必要だ。まあ、ペダルを手前に持って来れば解決するけれど。

ピアノの椅子

ピアノの椅子は下記3つを満たしていれば、ぶっちゃけなんでもいい。

  1. 高さの微調整ができる
  2. 演奏中に揺れない
  3. 長時間座っても疲れない

初心者セットに付属しているような3000円の椅子は実はどれも満たさないので、予算に余裕があれば単品でピアノ椅子を買うことをオススメする。

個人的に最強だと思う椅子、YAMAHA No.51

僕がアップライトピアノYAMAHA YU5を手に入れたときに付いてきた椅子がYAMAHA No.51。かれこれ15年以上使っているけれど、まったくガタがきていない。No.51は、今現在(2022年)も生産されている。

YAMAHA
¥27,500 (2024/12/11 04:52時点 | Amazon調べ)

このピアノ椅子の特徴は下記のとおり。

  1. 新品2万円で買える
  2. 演奏中に揺れない作り
  3. 15年以上使っても壊れない

ピアノ椅子としては十分すぎる。日常生活の足場としても使えるくらい作りや耐久性が良い。マジでオススメ。

イヤフォン & ヘッドフォン

結局、Apple純正のイヤフォンが最強

有線イヤフォンならApple純正のEarPodsでいい。マジで。

理由は下記のとおり。

  • 新品2000円台で買える
  • 値段のわりに音質が桁違いに良い
  • インナーイヤー型で耳に優しい
  • 長時間使っても疲れない

定番のSHUREのSEシリーズのようなカナル型イヤフォンは外の音が全くと言っていいほど聞こえない。遮音性抜群で付け心地も良くて好きだけれど耳の健康上のリスクもあるから、長期目線で考えて、インナーイヤ型をオススメしたい。

EarPodsはLightningバージョンと3.5mmバージョンがあるけれど、電子ピアノで使う場合は3.5mmのほうを買おう。

Keigo

ちょっと前までは高級なイヤホンを漁ってたけど
最終的に2000円のEarPodsに落ち着いた
普通に音質が良いし、疲れないし、良いイヤホンだもの

変換プラグも忘れずに

電子ピアノでは基本的に6.3mmステレオ標準プラグを使う。3.5mmのイヤフォンはそのままでは繋げないので変換プラグが必要だ。

フジパーツの変換プラグは1個400円で買える。

富士パーツ商会
¥403 (2021/09/26 14:02時点 | Amazon調べ)

僕は何年もずっと問題なく使えている。オススメ。

初めてのヘッドフォンならAKG K240 Studio

AKG K240 Studioは音楽制作で有名・定番のスタジオヘッドフォン。

AKG
¥7,800 (2024/12/06 23:10時点 | Amazon調べ)

とにかく安いので最初のヘッドフォンにオススメ。値段のわりに音質が良い。

追記(2024年12月):今現在の僕なら「SONY MDR- M1ST」を買う。値段は少し高くなってしまうけれど、年単位で長く使うなら日割りで安くなるので迷っている人におすすめ。

セミオープンエアー型なので音は漏れるタイプ(外では使えない)だけれど、音に癖がなく長時間のリスニングでも疲れない。

電子ピアノ付属のスピーカーの性能は大したことないから、イヤフォンやヘッドフォンを使うとより良い音で楽しめる。

ケーブル類

MIDIを扱うならUSBケーブル

YAMAHA P-125とパソコンの接続にはUSBケーブルを使う。DAWでMIDIを送信すること(DTMの打ち込み)ができる。

Type AとType Bに対応していればどんなケーブルでも問題ない

個人的にはエレコムのケーブルは編み込みになっていて丈夫なので好き。

エレコム
¥1,373 (2024/12/11 20:51時点 | Amazon調べ)

電子ピアノ内部の音をPCに送るならオーディオケーブル

定番のMOGAMI 2534。電子ピアノの内蔵音源をパソコンに録音したいときに使う。

MOGAMI
¥9,650 (2024/12/06 23:10時点 | Amazon調べ)

ケーブルで迷ったらMOGAMI 2534一択。音質も良いし、耐久性も高い、安い、日本製。僕は一生これしか買わないと決めている。

ステレオで録音する場合は左側(L)用と右側(R)用で2本必要。あと長さは揃えるのが普通。

接続先はオーディオインターフェースへ。オーディオインターフェースは付属のUSBケーブルでパソコンと繋ぐ。

まとめ:最初は定番の商品がオススメ

音楽機材には「定番」と呼ばれる商品がたくさんある。その理由は、値段の割に作りが良くて耐久性が高い=安心して長く使えるからだ。つまりはコスパ。そういった機材はスタジオでも使われていたりする。

物によっては個人で買えないような値段の機材もあるけれど、ほとんどの定番機材は個人でもネットで安く買える時代だ。

今回紹介した電子ピアノと周辺機材はどれもオススメなので一度見てみるといいかもしれない。

この続きはcodocで購読
  • URLをコピーしました!

コメント

コメント一覧 (6件)

  • はじめまして。
    P-125aの購入を検討しております。

    スマートピアニスト上でのオーディオ録音はできないとありますが、この記事にあるようなオーディオインターフェースを用いれば録音可能なのでしょうか?

    録音は遊びで楽しむ程度を想定しているので、そのために追加で数万円かけるのもな…などと思っています。

    それであれば、在庫と値段次第にはなりますが、前のP-125の方がよさそうでしょうか。

    よろしくお願いいたします。

    • >>オーディオインターフェースを用いれば録音可能なのでしょうか?

      はい、オーディオインターフェースがあれば電子ピアノ内部の音を録音できます!

      正確には下記3つが必要です。
      ①パソコン
      ②オーディオインターフェース
      ③オーディオケーブル TRS-TRS

      簡単に図で表すと下記のような感じです。

      /**

      電子ピアノ

      ケーブル2本(ステレオなので2本必要)

      オーディオインターフェース → スピーカー・ヘッドフォン
      ↓↑
      パソコン(DAWで録音)

      /**

      安く・長く使えるオーディオインターフェースとオーディオケーブルは、たとえば以下のような商品があります。

      オーディオインターフェース Steinberg UR22C
      https://amzn.to/3MbPa79

      オーディオケーブル MOGAMI 2534 TRS-TRS
      https://amzn.to/3pQex7e

      >>在庫と値段次第にはなりますが、前のP-125の方がよさそうでしょうか。

      確かに録音するだけならスマートピアニストのほうがお手軽かもしれません。
      ただし別途USBケーブルが必要みたいです(使ったことがないので詳しい使い方は分かりません)。

      参考:https://jp.yamaha.com/products/musical_instruments/pianos/apps/smart_pianist/audio_video.html#product-tabs

      スマートピアニストを使うならP125一択です。
      ただし今現在(2023年5月)ざっとネットで調べた感じ在庫がないので見つけるのが大変かもしれません。

      なかなか難しいところですが、サプライチェーンの回復でP125aは4万円台で買えるくらいには値段が落ち着いてきたので、追加で機材を買っても品薄・割高のP125とトントンになっちゃうかなと。

      • 詳しくご説明いただき大変ありがとうございます!

        P125aと別途機材を買う方向で進めたいと思います。

  • 初めまして、買ってよかったものを検索中こちらのブログ拝見させて頂きました。

    端的にご経験や失敗談をユーモア交えアウトプットされており大変参考になります。買わないものリストや減価償却対する考え方には共感しかないです笑(工場に数億円の設備投資をする生産技術者ですがシンパシーを感じます)

    メリットデメリット踏まえた忌憚なき意見を頂けるかもと思い、電子ピアノの機種提案頂ければ幸いです。p225からミドルクラスまでの機種で河合cn201に打鍵感が近いお勧めがあれば教えてください。触れた機会があれば、河合cn201へのケイゴさんの感想もあると嬉しいです。

    お勧めされるクラビノーバですが、clp 735は試奏時、実家の安ヤマハアップライトに比べ鍵盤が軽く違和感がありました。グランドピアノに近いのでしょうか…?グランドピアノは久しく触れておらず感覚を覚えておりません。まだ楽器店には行けておらず、p225含め多種の試奏はできていません。メインはアニソンソロで、ピアノに興味を持ち始めた子供に教えられたらと思っています。

    隣に似た値段で置いてあった河合cn201の方が好みでした。大学生時代使っていたkorg sp250はタッチも好みで15年以上使っていましたが、つい最近故障したため次を探しています。

    • はじめまして!Keigo です。
      コメントありがとうございます!とても励みになります。

      この記事は 3 年前なので(コロナ禍?)少し情報が古かったりしますね……。当時は半導体不足で電子ピアノ界隈の供給が止まっていたので情報の整理が楽だったのですが。

      > p225 からミドルクラスまでの機種で河合 cn201 に打鍵感が近いお勧めがあれば教えてください。触れた機会があれば、河合 cn201 へのケイゴさんの感想もあると嬉しいです。

      すみません、最近なかなか新製品の試奏する機会がなくて打鍵感の正直レビューがちょっと厳しいです!試奏した後、手に感触が残ってる間に文章化しないと忘れちゃうんですよね。

      とはいえ一応僕の前提・考え方を述べますと、ご懸念のとおり、電子ピアノの価値を決める最重要要素は間違いなく打鍵感です。そのためにお金を支払っているといっても過言ではないです。
      スマホでいえばチップセットの性能が最重要であって、デザインや軽量さなどは二の次、三の次のようなイメージです。

      その前提でいえば、電子ピアノの搭載音源の質やスピーカーの性能差は五十歩百歩にしか感じません。そもそも最近はどれも性能が良いし仮に低くても致命的ではなく特に困りません(普段、MIDI で外部音源 + ヘッドフォンで、MIDI キーボード的な使い方しかしないから。ペダルはハーフペダルに対応していれば OK なので)。

      また、ご存知かもしれませんが、各メーカーは独自の鍵盤機構を開発しています。各 HP に鍵盤の設計と名称が記載されています。打鍵感に直結する項目です。

      Kawai CN201 であれば「88 鍵 レスポンシブ・ハンマー・アクション Ⅲ」です。
      YAMAHA CLP-835(コメントの 735 は生産完了品のため)であれば「グランドタッチ-エス」です。

      Kawai CN201:
      https://www.kawai.jp/product/cn201/

      YAMAHA CLP-835:
      https://jp.yamaha.com/products/musical_instruments/pianos/clavinova/clp-800_series/clp-835/index.html

      各メーカーの鍵盤比較(サウンドハウス):
      https://www.soundhouse.co.jp/howto/keyboard/keytouch/

      つまり選び方の方向性としては、メーカーや電子ピアノの機種名というよりも、上記のような鍵盤の設計名称から選びたいです。(あと木製だから必ず良いというわけでもないのですね、設計のほうが大事な気がします)

      なので「88 鍵 レスポンシブ・ハンマー・アクション Ⅲ」がどこまで弾くに耐えうるかということですが、確かこれは数年前からある鍵盤設計だった気がします。以前電子ピアノの打鍵感比較で鍵盤設計をリストアップしていたことがあるので。ですがどれも名称が似すぎていて曖昧です。もちろん古いからダメというわけではないんですが。

      打鍵感だけでいえば、Kawai のシーソー式は個人的に一番本物に近い感じがして素直に良いなと思った記憶があります。KawaiのCA シリーズですかね。お店に鍵盤構造の模型が置いてあってけっこうリアルな打鍵感でした。

      ただ、ざっと調べただけですが新品 19 万円~です。ミドルレンジ超えてますね……。

      Kawai Concert Artist CA401MW
      https://kakaku.com/item/K0001610265/

      みたいなことを長年いろいろ検証しましたが、どんなに高い電子ピアノの鍵盤もグランドピアノには勝てないのが結論です。電子ピアノは弦を張ってないので「ものづくり精神を感じるほど頑張ってるのは理解できるけど、やっぱりなんかちゃう~!」って直感で思います笑(弦張っていないんだもの!)

      結局僕は 3 万円で買った YAMAHA P-105 を 10 年以上使っています。壊れたらどれを買おうかなと、質問者さんと同じ悩みを抱えることになるでしょう!

      なお、値段はミドルレンジどころではないですが NV、AvantGrand は別格です。打鍵感なら究極これがベストではあります。

      Kawai NV シリーズ:
      https://store.shimamura.co.jp/ec/Facet?category_0=11150103050&pl=catseries_ep

      YAMAHA AvantGrand:
      https://jp.yamaha.com/products/musical_instruments/pianos/avantgrand/index.html

      なので電子ピアノの打鍵感は、最終的には本物と比較せざるを得ない以上どこかで妥協する必要があるのを頭に入れつつ、どれを選ぶかになると思っています。

      > お勧めされるクラビノーバですが、clp 735 は試奏時、実家の安ヤマハアップライトに比べ鍵盤が軽く違和感がありました。グランドピアノに近いのでしょうか…?

      CLP-735(生産完了品)は当時の選択肢としては良かったのです。YAMAHA CFX の音源が使えたり、市場供給量、専用スタンド、サポート、値段など総合的にはおすすめでした。ただ前述のとおり、打鍵感だけでいえば今はもっと良い商品はあるかもですね。

      > メインはアニソンソロで、ピアノに興味を持ち始めた子供に教えられたらと思っています。

      具体的な選び方のアドバイスはできないんですが、今の僕の基本的なスタンスとしては、月に 1 回くらいスタジオを予約してグランドピアノを弾く機会を設けつつ、サブの電子ピアノで指動かしたりとか暗譜したりしますかね。本物の鍵盤感覚(あと音)を失わずに練習を継続できます。そのサブにどこまでお金使うかというイメージです。安く抑えておいてスタジオ代に投資するか、スタジオに行かない・行けない分を電子ピアノに回すか、みたいな。

      というのも打鍵感の他にも、たとえば電子ピアノでは成立するけどグランドピアノだと上手く響かないというケースがけっこうな頻度であるからです。自分が下手になる感覚があるので、それを避けたいんですよね。もちろん考えやスタンスは人それぞれなのであくまで僕の意見ですが。

      > 大学生時代使っていた korg sp250 はタッチも好みで 15 年以上使っていましたが、つい最近故障したため次を探しています。

      SP250 は触ったことはありませんが、鍵盤の評価が非常に高かった機種だと風の噂で記憶があります。当時最高クラスだったのかな……。

      最後に、高い買い物ですから必ず実際に楽器店で試奏されることをお勧めします(グランドピアノと弾き比べられるといいですね)。文章での説明には限界がありますし実際の感触こそが最も重要です。お子様と一緒に音楽を楽しめる素敵なピアノが見つかりますように!

      その他に何か進展やご質問がありましたらお気軽にコメントしてください!

  • 即日レス及び1記事になりうる質・内容の返信
    ありがとうございます。

    製品の代替不能なコア機能を元にベンチマークする手法は
    大変参考になります。鍵盤の機構設計に基づく比較は
    意識できていたわけではないですが、仰る通りだなと
    感じます。今回検討時に最優先の観点に致します。

    まずは河合CN201をベースにCA401や
    長年愛用したKorgの現行モデルも選択肢に加え
    引き続き検討していきたいと思います。
    予算別22種類解説記事も拝読しYamaha P-525や
    Roland HP704も候補に入れさせて頂きます。

    sp-250の鍵盤構造を探す中で以下を見つけました。
    https://ameblo.jp/himajin-of-osaka/entry-12703894954.html
    電源が入らなくなる症状は我が家のものと同じでした。

    丁度ピアノに興味を持った下の子に触らせ始めた時期だったので
    ボタンを強く押し込まれ、応力で配線が断線したか
    基板やスイッチ・コネクタのはんだ付け部に亀裂が入ったか
    或いはショート等で実装部品が焼かれたのかなと思います。

    廃却する前にしっかり調べておけば修理できたかもと思う反面
    コスパの裏返しとして、電子製品で最も大切な電源回路において
    作り手の妥協が有ったのかもとモノづくりに携わるものとして
    感慨深く読みました。

    老婆心ながらKeigoさんも長くお使いのp-105については
    一度内部をご確認されると良いかなと思います。
    (PC自作される様なので抵抗は無いかと)

    限られたお金という資源を使う都合上、吟味&納得して購入し
    実質0円まで使い倒したいですね。

    今後もKeigoさんの忖度無しレビューを楽しみにしています。
    また進展があれば是非共有させてください。
    重ねてお礼申し上げます。

コメントする


reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。

読みたい場所にジャンプ