こんにちは、Keigo (@type00k) です。
これからピアノを始めたい人向けに低コストで性能が良い電子ピアノと周辺機材を紹介したい。
5歳からピアノを弾いている僕の独断と偏見に基づくけれど、どれも使用経験があるものなので確信をもってオススメできる。
ピアノ弾いてます
オススメの電子ピアノ
値段順に紹介する。すべてYAMAHAになってしまったけれど特に深い意味はない。
コスパ最強の電子ピアノ、YAMAHA P-125a




新品5万円台。現時点(2022年)で、予算5万円前後なら最もコスパが高い電子ピアノだ。




P-125の後継機「P-125a」が2022年11月に発売された。
結論から言うと、どちらも仕様はほぼ変わらない。
どちらかといえば、P-125aのほうが機能が減っている。ただしアプリなどが使えないくらいだ。一般の人が使う分にはP-125もP-125aも同じなので、安いほうを買えばいいと思う。在庫の問題。
僕は楽器屋に置いてある電子ピアノはほぼすべてを弾いたことがあるけれど、P-125aの内蔵音源、構造、耐久性、デザインは、値段に対しての品質の高さが異常だ。初心者なら必ず満足できるはず。
また、重さは12キロと重くはないので持ち運びも可能だ。僕の友達(女性)も「重さは全然問題ない」と言っていた。模様替えしたらしい。
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ただし、2020年3月頃から新型コロナウィルスの影響で海外工場からの納品が遅れているため在庫が少なくなっている。また、半導体不足や物価高で価格が安定しないことがあるので注意が必要だ。




【YouTube】これからピアノを始めた人にオススメの電子ピアノ YAMAHA P-125
ペダルも買おう
P-125の付属ペダルFC5は軽くて滑りやすいので余裕があればペダルを揃えるといい。
オススメはYAMAHA FC3A。




ハーフペダルにも対応しているのでFC5よりもさらにリアルなペダリングができる。
僕は毎日4年ほど使っているけれど、まったく壊れる気配がない。耐久性が高い証拠だ。
予算がある人向け:タッチと音源にこだわるならYAMAHA Clavinova




予算がある人向け。
電子ピアノ「Clavinova(クラビノーバ)」もオススメ。レッスン用途でも有名で定番だ。新品36万円。




音やタッチにこだわっているシリーズで2020年に新型になった。2000万~3000万円するグランドピアノの音源(CFX、Imperial)が収録されている。
スピーカーがかなりパワフルで鍵盤の性能も良かった。場所や予算に余裕がある人にはオススメだ。




【YouTube】YAMAHA クラビノーバ CLP-700シリーズの特徴と個人的な感想
番外編:究極のタッチ感を求めるならYAMAHA N1X




マニア向け。
究極の電子ピアノ「AvantGrand(アバングランド)N1X」。2019年発売。新品65万円。
グランドピアノの鍵盤を電子ピアノに取り付けた、アコースティックピアノと電子ピアノのハイブリッド仕様になっている。タッチ感がグランドピアノと同等なのが最大の魅力。
弦を張っていないので(だから電子ピアノ)、ヘッドフォンでも練習できる。あと、わりとコンパクト。「部屋で大きな音は出せないけど、グランドピアノと同じタッチで弾きたい」という僕らの夢を叶えてくれる。
個人的にメチャクチャ欲しいけれど置く場所がない。引っ越ししたら買うつもり。猫も。
AvantGrandシリーズは他にもN3XやN2、NU1Xというモデルもあるけれど、個人的にはN1Xが一番オススメ。




キーボードスタンド
忘れてはいけないのがキーボードスタンド。
電子ピアノによっては専用スタンドもあるし、汎用型のスタンドもある。
専用スタンド:L-125




先程紹介したYAMAHA P-125の専用スタンド。専用設計なので揺れる心配がない。
専用の作りということで、一体感あるデザインに仕上げたい人にも向いている。
専用のペダルユニット:LP-1
L-125に装着できる専用ペダルユニット。




なくても問題ないけれど、ペダルにこだわる人はこちら。
安定性の高いX型キーボードスタンド
X型スタンドは、電子ピアノを頻繁に動かす人向け。また、どんな電子ピアノでも使える汎用性があるタイプ。僕もこれ。
X型のスタンドなら個人的にはK&M一択。




とても丈夫なスチールパイプ構造で耐荷重は50kg。高さの無段階調整が可能だ。これがデカい。
電子ピアノと合わせるとこんな感じ。




全く揺れないわけではないけれど鍵盤を押さえたときの揺れ程度は僕は気にならない。揺れが気になりそうな人は専用スタンドのほうがいいかも。
本物のアコースティックピアノは床から白鍵の上面までの高さが73~75cm(物によるけれど)なので、最初に電子ピアノを乗せて床からの高さを計るといいと思う。73センチがオススメ。
ただしX型は、ペダルに伸ばした足がフレームに当たる可能性がある、というデメリットがある。特に身長が高い人は注意が必要だ。まあ、ペダルを手前に持って来れば解決するけれど。
ピアノの椅子
ピアノの椅子は下記3つを満たしていれば、ぶっちゃけなんでもいい。
- 高さの微調整ができる
- 演奏中に揺れない
- 長時間座っても疲れない
初心者セットに付属しているような3000円の椅子は実はどれも満たさないので、予算に余裕があれば単品でピアノ椅子を買うことをオススメする。
個人的に最強だと思う椅子、YAMAHA No.51
僕がアップライトピアノYAMAHA YU5を手に入れたときに付いてきた椅子がYAMAHA No.51。かれこれ15年以上使っているけれど、まったくガタがきていない。No.51は、今現在(2022年)も生産されている。




このピアノ椅子の特徴は下記のとおり。
- 新品2万円で買える
- 演奏中に揺れない作り
- 15年以上使っても壊れない
ピアノ椅子としては十分すぎる。日常生活の足場としても使えるくらい作りや耐久性が良い。マジでオススメ。




イヤフォン & ヘッドフォン
結局、Apple純正のイヤフォンが最強
有線イヤフォンならApple純正のEarPodsでいい。マジで。




理由は下記のとおり。
- 新品2000円台で買える
- 値段のわりに音質が桁違いに良い
- インナーイヤー型で耳に優しい
- 長時間使っても疲れない
定番のSHUREのSEシリーズのようなカナル型イヤフォンは外の音が全くと言っていいほど聞こえない。遮音性抜群で付け心地も良くて好きだけれど耳の健康上のリスクもあるから、長期目線で考えて、インナーイヤ型をオススメしたい。
EarPodsはLightningバージョンと3.5mmバージョンがあるけれど、電子ピアノで使う場合は3.5mmのほうを買おう。






ちょっと前までは高級なイヤホンを漁ってたけど
最終的に2000円のEarPodsに落ち着いた
普通に音質が良いし、疲れないし、良いイヤホンだもの
変換プラグも忘れずに
電子ピアノでは基本的に6.3mmステレオ標準プラグを使う。3.5mmのイヤフォンはそのままでは繋げないので変換プラグが必要だ。
フジパーツの変換プラグは1個400円で買える。




僕は何年もずっと問題なく使えている。オススメ。
初めてのヘッドフォンならAKG K240 Studio
AKG K240 Studioは音楽制作で有名・定番のスタジオヘッドフォン。




とにかく安いので最初のヘッドフォンにオススメ。値段のわりに音質が良い。
セミオープンエアー型なので音は漏れるタイプ(外では使えない)だけれど、音に癖がなく長時間のリスニングでも疲れない。
電子ピアノ付属のスピーカーの性能は大したことないから、イヤフォンやヘッドフォンを使うとより良い音で楽しめる。




ケーブル類
MIDIを扱うならUSBケーブル
YAMAHA P-125とパソコンの接続にはUSBケーブルを使う。DAWでMIDIを送信すること(DTMの打ち込み)ができる。
Type AとType Bに対応していればどんなケーブルでも問題ない。
個人的にはエレコムのケーブルは編み込みになっていて丈夫なので好き。




電子ピアノ内部の音をPCに送るならオーディオケーブル
定番のMOGAMI 2534。電子ピアノの内蔵音源をパソコンに録音したいときに使う。




ケーブルで迷ったらMOGAMI 2534一択。音質も良いし、耐久性も高い、安い、日本製。僕は一生これしか買わないと決めている。
ステレオで録音する場合は左側(L)用と右側(R)用で2本必要。あと長さは揃えるのが普通。
接続先はオーディオインターフェースへ。オーディオインターフェースは付属のUSBケーブルでパソコンと繋ぐ。




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まとめ:最初は定番の商品がオススメ
音楽機材には「定番」と呼ばれる商品がたくさんある。その理由は、値段の割に作りが良くて耐久性が高い=安心して長く使えるからだ。つまりはコスパ。そういった機材はスタジオでも使われていたりする。
物によっては個人で買えないような値段の機材もあるけれど、ほとんどの定番機材は個人でもネットで安く買える時代だ。
今回紹介した電子ピアノと周辺機材はどれもオススメなので一度見てみるといいかもしれない。
というわけで、以上です。読んでいただき、ありがとうございます。