ピアノと日常をゆるく配信していますYouTubeを見る

【究極の電子ピアノ】YAMAHA AvantGrand N1Xというヤバイ商品が発売されてしまう【アップライトより良い】

  • URLをコピーしました!

こんにちは、Keigo (@type00k) です。

グランドピアノを弾きたくても日本の住宅事情だとそれは至難の業。防音室が前提になるから工事の時間も費用も掛かりすぎる。

そんな中、ハイブリッドピアノと呼ばれる超ハイテクな電子ピアノが誕生した。アコースティックピアノと同じ鍵盤構造で、音はデジタルという、まさに夢のようなピアノ。

アコースティックピアノが弾きたいけど音が大きすぎて近所迷惑になるから弾けないという全世界のピアニストの悩みを解決してしまうピアノでもある。

今回はYAMAHAから発売されたAvantGrandというハイブリッドピアノを紹介したい。

ピアノ弾いてます

Keigo

Keigoです
インスタツイッターYouTubeもやっています。
お問い合わせはこちら

スポンサーリンク
読みたい場所にジャンプ

ハイブリッドピアノは時代の最先端

YAMAHAではAvantGrand(アバングランド)シリーズが2009年から発売されていて今現在(2021年)では4種類が発売されている。

今回紹介するN1Xは、以前販売されていたN1の後継機。

主な違いはこんな感じ。

  • 新しい2つのピアノ音源
  • バーチャル・レゾナンス・モデリング(VRM)
  • ヘッドホン使用時の音源にバイノーラルサンプリングを搭載
  • オーディオファイルの再生/録音機能を搭載
  • GPレスポンスダンパーペダル搭載
  • 無料アプリ「スマートピアニスト」(iOSに対応)
  • Bluetoothオーディオ接続

デザインとスペック

スペックはざっくりこんな感じ。

機種:AvantGrand N1X
価格:65万円
発売:2019年3月
重量:117kg
スピーカー:6個
アバングランドの魅力をシンプルにまとめ上げたN1X。コンパクトサイズながらも、タッチ感はまさにグランドピアノ

写真はHPより引用。

N1Xの良いところ

① コンパクトなサイズがヤバイ

N1Xは、従来のN3X、N2と同様にグランドピアノと同じ鍵盤構造を持ちながら、実は日本の住宅で大半は置物と化しているであろうアップライトピアノよりもコンパクトな設計となってる。

サイズはこんな感じ。ちょっと分かりづらいか。

  • 幅:1,465mm
  • 奥行き:618mm
  • 高さ:1,001mm
  • 質量: 117kg

特に日本の狭い住宅ではスペースの確保は死活問題。ピアノは少しでも小さいほうが良い。たいていのピアノは床がたわむほど重い上に形がいびつだから無駄にスペースを取る。

N3Xも十分コンパクトだけど奥行きが1メートルを超えるからだいぶスペースを取る。

その点、N1Xの省スペース設計は素晴らしい。このサイズであれば問題なく設置できる。とりわけ奥行きが短いのが素晴らしい。

② 夜でもガンガン弾ける

N1Xはアコースティックピアノ特有の弦が張られていない。電子ピアノと同様、音はスピーカーから出るため音量を小さく調整することができるし、なんならヘッドフォンやイヤホン使えば音の心配をしなくて済む

それでいて鍵盤がグランドピアノと同等という、突然夜中にグランドピアノを弾き倒したくなるピアノ愛好家には絶好のアイテム。

鍵盤の構造はこんな感じ。

日本の住宅は木造が多いから基本的に構造物の質量が物を言う「防音」という点において、一般的な建物の防音性能は極めて脆弱。

最強なのは鉄筋コンクリート造で家を作ることだけれどスケールがデカすぎるから割愛。

補足:ピアノは防音が必須というデメリット

アコースティックピアノをガンガン弾きたいなら、YAMAHAの防音室「アビテックス」の導入や防音工事をするなど、基本的に何かしら対策は必須。

参考までに、6畳間の洋室を夜でもアコースティックピアノが弾ける「浮き床構造」にすると予算200〜300万円ほどする。

その点、音量を調節できるのは電子ピアノ最大のメリット。ただし鍵盤を弾いたときの振動はするから制振材(フェルトや高密度ゴムなど)はあったほうがいい。制振材の上にカーペットを敷くと、さらに振動を抑えられるしインテリア的にも良い感じになる。

③ 価格がヤバい

N1Xの発売価格は65万円。たけえ。電子ピアノが欲しいと思い立って気軽に買える現実的な値段じゃない。

ただ、考え方を変えて「グランドピアノと同じの鍵盤」を65万円で買えると捉えるとどうだろう。

N1Xの鍵盤はグランドピアノのそれとほぼ同じだから少し練習するくらいなら必要十分。

YAMAHAのグランドピアノが新品で100万円以上であることを考えると、65万円はそう高くはない。

アップライトピアノが入る一番安いアビテックスでも100万円は超えるし、部屋の防音工事は安くても200万円はする。

65万円のハイブリッドピアノと1万円の制振マットさえ手に入れば昼夜問わず思う存分ピアノを満喫できるとなれば意外と安く思えてくる。

N1Xの鍵盤

ちなみにNU1Xは40万円で買えるけれど鍵盤がアップライトピアノの構造だからグランドピアノの鍵盤とは違う、という意味でNG。弦に対するハンマーの角度が違うから。

④ 調律のメンテナンスがフリー(多分)

普通のアコースティックピアノは年に1、2回の調律が必要。だけれど弦を張っていないN1Xに調律が不要。これはかなり良い。調律は安くても1万円前後するからね。

とはいえ、内部機構のメンテナンスは多少必要かもしれない。埃も溜まる(?)だろうし。

余談:日本の住宅とピアノの相性問題は最悪

ここからは少し余談。飛ばしてOK。

ピアノと日本の木造住宅の相性はとんでもなく悪いよね、というお話。

① ピアノ重すぎ問題

アコースティックピアノの重量は軽くても200kgを超える。

たとえば、僕が所有しているYU5は260kg、一般的なグランドピアノに至っては300kgを超える。

建築基準法では住宅の床の積載荷重量は1,800N/㎡(約180kg)と定められているから、たいていのグランドピアノでもそのまま設置することはできる。

住宅の床の積載荷重量は1,800N/㎡

ただ木造の場合は床下を補強せずに置くと床が抜けるとまではいかなくてもかなり確率でたわむから補強が必要。鋼製束を追加したりね。

② ピアノの音デカすぎ問題

ピアノの音量は最大で100dB(デシベル)を超える。これは電車が通るガード下や車のクラクションとと同レベルの音量。

人は40dB程度の音量であればあまり気にならないとされてる。だけど、一般的な木造住宅の壁や扉、サッシの性能では10~20dB程度しか軽減できない。

さらに、日本の国土面積38万平方キロメートルはアメリカの国土面積の25分の1、その割に人口は3分の1。人が多い割にやたら狭い国、それが日本。

日本は3分の2が山で人住める土地が狭いうえに人が多いから当然隣家との距離も物理的に近くなる。

③ 防音最強の地下室がない問題

防音において最強とされる地下室の普及率はどうだろう。核シェルターの普及率で調べればよさそう。ガバガバ基準。

日本の地下室の普及率は0.02%。だめだ期待できん。

確かに地下付きの戸建てなんぞ滅多に見ない。世界唯一の原爆投下を経験したからこそ核シェルターが普及していても良さそうなんだけれど。

調べてみると、戦後の特に都市部では焼け野原の迅速な復旧が求められたから資源や施工スピード的に木造で建てたんだと思う。コンクリート造時代は古代ローマの時代からあるんだけどね。徒然草に書いてある湿気の問題かね。

まあ地下室は地下水の処理が大変だから(止水や除湿、ポンプによる水の組み上げなど)普及していないのかもしれない。

④ 鉄筋コンクリートの戸建てが普及していない問題

だとしたら家は鉄筋コンクリート造で良いはず。木造よりも地震・火事に強く、防音にも強い。

調べてみると2014年時点の日本の新築住宅の約55%は木造。

引用:新築住宅の木造率は?

集合住宅の多くが鉄骨や鉄筋コンクリートで建てられているから戸建て住宅に絞ると木造率はもっと高くなる。総務省調査によれば2008年時点で存在する住宅(住宅ストック)では戸建ての93%が木造。

鉄筋コンクリート造は構造的に自然災害にも強いし、断熱にも有利なはずだからもっと普及して良いはずだけど、やはり価格と手間がネックなのかな。もっと普及してほしい。

という感じで、日本の住宅事情でアコースティックピアノを買うのはなかなか勇気が必要。

仮に僕が新築を建てるなら100%鉄筋コンクリート造にする。

YouTubeメンバーシップ限定動画

もっとディープな動画が見られる「YouTubeメンバーシップ」もやっています。

僕の体験談も踏まえたオススメ機材・商品やハウツー、美容、筋トレ、ゲーム、配信のアーカイブなど幅広く視聴可能です。

特に、ブログでは伝えきれない僕の本音や裏話、視聴者の質問に無制限に答えるなど、みんなが最大限満足できる情報をお届けしています。

登録はこちら:YouTubeメンバーシップ

まとめ:最強のグランドピアノ練習機

記事を書いている時点では発売されておらず、試奏もしていないのでスペック表でしか分からないけどきっと売れる商品だと思う。

初年度は限定1000台のみの販売だそう。

そのうちの1台をいつか手に入れられたら良いなあ、という妄想をしながら今夜も寝ることにする。

というわけで、以上です。読んでいただき、ありがとうございます。

普段の僕は「Instagram」と「Twitter」とを軸に発信しています。よかったらフォローしてください。

Keigo

Keigoです
インスタツイッターYouTubeもやっています。
お問い合わせはこちら

この続きはcodocで購読

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
読みたい場所にジャンプ