当ブログのWordPressテーマはこちら公式サイト

【初心者向け】ゼロから音楽理論を独学する方法 | おすすめの勉強方法を解説

ざっくり言うと!

  • 音楽理論は人類の音に関する知恵の結晶
  • すべての習得は不可能なので必要なところだけ覚えればOK
  • おすすめの本や注意点の紹介

音楽経験ゼロからでも独学で音楽理論を勉強する方法を紹介する。

音楽理論の世界は極めて奥が深く、すべてを習得しようと思うと一生掛けても学習しきれないほど膨大なんだけど、ポピュラー音楽(ポップスやロックなど)で使える理論を知っておくと楽器演奏やバンド、DTM、作曲、編曲に大いに役に立ってくれる。

自分の経験も踏まえて、できるだけ楽に効率的に進める方法をまとめた。

Keigo

ゼロから音楽理論を独学しよう!

スポンサーリンク
目次

音楽理論って何?

音楽理論を一言で表すなら、音楽の仕組み・パターン・ルール・手法などをまとめたもの

ざっくり言えば、

こうすると良い感じに聴こえるんじゃね?

っていう人類の知恵の結晶のこと。

主にヨーロッパで広まった音楽(西洋音楽)の理論を指すことが多いんだけど、日本も含めて世界には様々な民族音楽があるから一口に「音楽理論」と言っても膨大で、一生ですべてを習得すること極めて困難だと言える。

代表的なものはざっくり以下のとおり。

  1. 楽典(楽譜の読み書き)
  2. 音階(音を順次に並べたもの。スケール)
  3. 旋法(音階で旋律を作るための種々の並べ方)
  4. 和音(2つ以上の音を同時に鳴らした音。コード)
  5. 和声法(各声部が和音を形成しながら進行する法則)
  6. 対位法(2つ以上の旋律の調和を保ちながら同時進行させる技法)
  7. 管弦音法(最も合理的かつ効果的にオーケストラで表現する方法)
  8. 民族音楽理論(日本を含める世界の諸民族の音楽について)

もちろん全部を覚える必要はなくて、この記事で紹介するポイントさえ覚えておけば演奏や作曲・編曲にも十分活かせる。

必ず楽譜を読めようになろう

音楽理論を勉強するにはどうしても楽譜を読む能力が必要なんだ。だから現時点で楽譜が読めない人は楽譜の読み方を先に知る必要がある。

もちろん世の中には楽譜が読めなくても音楽理論を感覚的に理解できる人もいるけどそれは一部の人だけだから、独学する人はまず楽譜の読み方を覚えよう。その方が効率が良い。

って言っても楽譜の読み方はそこまで難しくない。小学生だって理解できるし、そんなに難しかったら人類は1000年も使ってないでしょ~。

もし音楽知識がゼロなら、マジな話、一番おすすめの本はドラえもんの学習シリーズ。最初はとにかくハードルを下げるのが大事。

\ ピアノレッスンを無料体験 /

※公式サイトに移動します

音楽理論を勉強するメリット

音楽理論を勉強するメリットはざっくり以下のとおり。

  1. 音楽仲間とスムーズに会話ができる
  2. 美しい響きの仕組みを理解できる
  3. 楽曲分析ができる
  4. 作曲・編曲の役に立つ
  5. 説得力のある音の響きを作れる(素人っぽさが出ない)

音楽理論は日本語や英語と同じように「音楽」という一つの言語だと認識すると分かりやすい。単語や熟語を知らないと文章や言葉の意味が理解できないのと同じように、音楽にも独特の用語や記号が使われるから意味が分からないと暗号にしか見えないのも無理はない。

この音楽で使われる用語や記号の意味を瞬時に理解できるレベルになると音楽的な表現の幅がより広がっていくんだ。

おすすめの勉強分野

さっきも言ったんだけど、音楽理論といっても膨大。だからここでは最低限の勉強ですぐに役に立つ分野を紹介したい。

具体的には以下の4つ。音楽を続ける限り死ぬまで使えるのでおすすめ。

  1. 楽典(楽譜の読み書き)
  2. キーとスケール
  3. コード
  4. ケーデンスとファンクション

キー(調)は、どの音を基準にするか、ということ。「ハ長調」とか「C minor」とか。カラオケで「キーを上げる・下げる」と言ったりもする。これを勉強すると黒鍵(#や♭)の意味が分かる。

スケール(音階)は、基準となる音から順番に音を並べたもの。「ドレミファソラシド」とか。とりあえず最初は「メジャースケール」と「マイナースケール」を覚えることになる。

コード(和音)は、複数の音を同時に鳴らすこと。「Cmaj7」とか「F#m7b5」という表し方をする。便利だからポピュラー音楽ではほぼ100%使われる。

ケーデンス(終止)とファンクション(機能)は、曲に起承転結つけるためのコードの並べ方について学べる。「起立」「礼」「着席」のあの音の順番には意味があるんだ。

っていう感じで、音楽理論は音の組み合わせをパズルのように捉えていくんだ。最終的には暗記ゲー

覚えるコツは、一度に覚えようとしないこと

勉強するコツは、

じっくり読まずに軽く流し読み
それを何度か繰り返す

これが最強。初めのうちは「そういうのがあるんだ」程度でOK。

音楽理論は日常生活とかけ離れてるから一度読んだだけじゃほぼ100%覚えられない。だから最初は細かい記号の名前も覚える必要はない。そのうちまた出てくるし、そこで自然に覚えるから。とりあえず軽く一周するのが大事。

おすすめの参考書は3つ

【入門者向け】音楽知識ゼロの人はこれ

マジでゼロからスタートする人向け。楽譜の読み方を解説してるフルカラーの本。難しい言葉がないから取っつきやすさはあると思う。

楽譜の読み方を勉強してるとしょっちゅう記号の意味とか読み方を忘れたりするから知識が定着するまでずっと使えると思う。

ほぼ辞書的な役割。とりあえず持っておくといい。

【初心者向け】音楽理論をざっくり学びたい人はこれ

小谷野謙一
¥1,760 (2022/01/18 13:00時点 | Amazon調べ)

音楽理論をざっくり学びたい人向け。一応、楽譜の読み方を完全に忘れた人でも対応できる本。

「音楽理論ってこういう感じなんだ~」って思えるくらいにはポップで見やすく内容も良い感じにまとまってる。

1日30分で1章読めば1週間くらいで全部読めると思うけど、一度読んだだけで理解できるかは人それぞれ。

ちなみに俺が音楽理論を勉強し始めた頃、この手のありとあらゆる音楽理論書を死ぬほど読み直してやっと他人に説明できるレベルになったから、本を一度読んだだけで完全に理解しようとするのは至難の業だと思う。本は音が出ないのが弱点なんだ。

【上級者向け】音楽理論の沼に片足突っ込みたい人はこれ

石桁真礼生・末吉保雄・丸田昭三・飯田隆・金光威和雄・飯沼 信義
¥2,145 (2022/01/18 09:54時点 | Amazon調べ)

音大の入試対策とかで使われるくらいの定番本。楽典の聖書。ガチでやりたい人向け。

全く面白さがない硬派な本だし文体も昭和の古臭い感じだから本棚の飾りになる確率が極めて高い。

とは言え、網羅性が極めて高く、練習問題が付いてる珍しい本だから知識を身に着けたい人には貴重な本なんだ。俺も何十回も読み直した。独学でも人によっては可能なんだけど、教えてもらったほうが明らかに習得は早いとは思う。

正直、おすすめするかは迷うんだけど一応定番書だし、楽典に関しては全部載ってるから辞書としても使えるなってことで書いておいた。

読破する頃には理論の沼に片足突っ込みながら悟りを開いているだろう。

おすすめのサイト

無料で勉強したい人のサイト。やる気さえあれば本を買わなくても知識自体は手に入る。

音楽史から作曲入門講座まで

音楽について勉強しよう

楽譜の基本的な楽譜の読み書き、コードの仕組みが一通り学べる。練習問題もある。

ただし、楽譜を自分で演奏して確かめる必要がある。

公式サイト: 音楽について勉強しよう – ヤマハ

ゲーム感覚で学ぶエクササイズ

音楽理論を無料で学びましょう - Musicca

ミニゲーム感覚で学べるサイト。アウトプット中心(用語の説明がない)だから、ある程度分かってからがおすすめ。

小テストみたいな感じで本当に理解しているのかを確認できる。

公式サイト: 音楽理論を無料で学びましょう – Musicca

ピアノを用意しよう

言い忘れていたんだけど、必ずピアノを用意しよう。

音楽理論は「音の世界」の話だから実際に音を聴いて確かめる必要がある。だから楽譜と相性の良い楽器であるピアノを使って勉強するものなんだ。

もし自分のメインの楽器がドラムやギター、ボーカルだとしても、ぜひピアノは用意したほうがいい。

ピアノは赤ちゃんでも弾けるくらい簡単に音が出せるし、視覚的にも分かりやすい最強の楽器なんだ。

最安狙いならこれ

CASIO
¥5,290 (2022/01/18 13:00時点 | Amazon調べ)

激安で用意するならこのキーボードがコスパが良い。3000円と破格。乾電池で動くタイプ。別売りでACケーブルもある。

実はプロのレコーディングスタジオにも置いてあったりする。

ピアノも上達したいならこれ

YAMAHA
¥99,500 (2022/01/17 01:01時点 | Amazon調べ)

新品5万で買えるコスパ最強の電子ピアノ。楽器屋さんのランキングでもだいたい1位。耐久性も高いので信頼度抜群。

この価格でこの完成度の高さは群を抜いて銀河まで行ってしまう。

ピアノをゼロから始めたい人におすすめの本

ある程度ピアノが弾けないと音楽理論の勉強も途中で詰まっちゃうから、この際ピアノの弾き方も学んじゃおう。

【入門向け】すべては教科書を理解するところから

丹内 真弓
¥1,650 (2022/01/18 04:37時点 | Amazon調べ)

ゼロから独学でピアノをやりたい人におすすめの本。

演奏フォームや弾く時の手のフォーム、指番号など基本的なところから勉強できる。ピアノの基本中の基本を知りたい人、気軽に始める人に最適。

おすすめの勉強方法と注意点

実践と並行して勉強を進めると効率が良い

音楽理論はただの「理論(≒情報)」。用語とか使い方を説明しているだけであって実際の曲で上手く使えるようになるかは別の問題。道具は使ってこそ覚えるもの。

おすすめの勉強法は、実践(曲を弾くこと)と理論を同時並行すること。

自分が好きな曲とか演奏したい曲などを用意して、メロディを書き出したりコードを考えたりするとめちゃくちゃ勉強になる。

勉強した内容は友達やSNSで発信するとさらに知識が深まるのでおすすめ。俺はそうして友達を失った。

ジブリがおすすめ

やりたい曲が特に見つからないという人はジブリの曲がおすすめ

ジブリの曲は日本人なら誰でも知っているし、ピアノの本も初心者向けから上級者向けまでたくさんある。

簡単な本から初めて徐々にレベルを上げていくとピアノも上手くなるし音楽理論にも詳しくなれるしで一石二鳥。

ちなみに、俺もジブリのピアノソロの楽譜を販売してるからよかったら見てみてくれると嬉しい。

\ Keigoがアレンジしたピアノソロ楽譜 /

※楽譜販売サイト「Piascore」に移動します

まあディズニーでも良いけどね。

楽譜の小節の上に「コード」が書いてあるかどうかはけっこう重要だったりする。

以下おすすめのジブリの楽譜。レベル順なので順番に挑戦するといいかも。

【入門向け】片手で弾ける!シリーズ

ヤマハミュージックエンタテイメントホールディングス
¥1,980 (2022/01/18 04:37時点 | Amazon調べ)

「右手でしか弾けないぜ!」っていう人向け。両手奏(両手で弾くこと)がまだ難しい人、久しぶりにピアノを弾く人におすすめ。ドレミふりがな・指番号・歌詞・弾き始めの音と位置がわかる鍵盤図も付いてる。

【初心者向け】 とってもやさしい スタジオジブリ名曲集シリーズ

ヤマハミュージックエンタテイメントホールディングス
¥1,760 (2022/01/18 04:37時点 | Amazon調べ)

「両手で弾いてみたいぜ!」っていう人向け。片手で弾けたら次はこれが良い。基本的に2声なので気軽に始められる。

【中~上級者向け】モテるかもしれない

「音楽の授業が始まる前にさらっと弾いてモテたいぜ!」っていう人向け。易しめの曲から難しい曲まで幅広い。これが弾けたら「めっちゃピアノ弾ける人」認定されると思う。モテない。

【変化球】JAZZアレンジなジブリ

ヤマハミュージックエンタテイメントホールディングス
¥3,080 (2022/01/18 13:00時点 | Amazon調べ)

普通の演奏に飽きた人向け。おしゃれなジャズを弾いてみたい人向け。ジャズ入門的な感じで面白いかも。YouTubeで模範演奏が聞ける。

必要な勉強時間はどのくらい?

楽器経験の有無にもよるので一概には言えないけど、下記を毎日30分勉強するとして2~3ヶ月もあれば十分理解できる範囲だと思う。

  1. 楽典(楽譜の読み書き)
  2. キーとスケール
  3. コード
  4. ケーデンスとファンクション

本格的に学びだすと何年も掛かるけど、さっき紹介した初心者向けの参考書なら比較的早く学習は終わると思う。

【番外編】中〜上級者におすすめ本

ここからは余談というか、少し難し目のジャズ系の理論書の紹介。ポピュラー音楽理論をさらに発展させたい人向け。

個人的に良かった本だけど普通の人は読まなくてもいい。難易度高め。両足沼に突っ込みたい人向け。

「なんでジャズなの?」って疑問に思うかもだけど、その理由はポピュラー音楽がジャズ理論をかじってるから。

ジャズ理論が誕生するまでの歴史を超ざっくり
  1. 西洋でいわゆる「クラシック音楽」が誕生。和声法や対位法などが生まれた。ついでに楽譜(五線譜)もできた
  2. 1900年頃のアメリカで「ジャズ」が誕生。クラシックの理論って難しくね? もっと簡単に表そうぜってことでコードとかができた。でもジャズの発展とともにジャズ理論自体が複雑になっちゃった
  3. ジャズの理論って難すぎじゃね? 使えそうなやつだけ拝借しようぜ(ポピュラー音楽理論が誕生) ←今ココ

クラシックの理論の習得は現代でも指導者がいないと厳しい。ジャズは比較的簡単だけど応用に入ると難しい。

そこで漁夫の利的なノリで、ポピュラー音楽がそれらをがんがん利用してる、って感じ。

おすすめのジャズ理論書

個人的に読んで良かったと思った本を3冊紹介する。どの本も前半は内容がかぶる部分はあるんだけど、それぞれに良さがあって面白くて何回も読んだ。

全体的に難しいから初心者にはおすすめしないけど、ジャズ理論の世界をちょっと見てみたいって人にはおすすめ。

ジャズセオリーワークショプ

武蔵野音楽学院出版部
¥1,650 (2022/01/18 13:00時点 | Amazon調べ)

良書。綺麗にまとまっていて読み進めやすい。楽典的な要素からコード進行、スケールなどジャズの基本事項を学べる。

「武蔵野音楽学院」っていう今では廃校したらしいスクールで使われていた教科書。

ジャズスタディ

渡辺貞夫
¥4,180 (2022/01/18 13:00時点 | Amazon調べ)

めっちゃ有名な本。昭和46年(1971年)が初版発行とかなり古い本だけど金管(トランペットとかトロンボーンとか)のボイシングのところが面白くて勉強になった。

基本から深いところまで幅広く学べる。楽典が理解できているのが前提。

The Jazz Piano Book

Mark Levine
¥5,800 (2022/01/18 13:00時点 | Amazon調べ)

これもめっちゃ有名。オタク級ガチジャズ本。俺はこれでさらに友達を失くした。

具体的なピアノのボイシングや練習法、歴史的な音の変化を学べる極めて優れた本。俺的にはジャズピアノの聖書。

めちゃくちゃ面白くて良い本だけど、全部読むには根気が要る。ポピュラー音楽だと完全にオーバースペック。

あとすげー値段が高いからサンタにでも頼んだほうがいい。

まとめ:気軽な感じで取り組もう

音楽理論は一朝一夕で身に付かないからまずは気軽な感じで取り組んで、気長にやっていこう。

実践と理論を同時並行するのが効率が良いから、ピアノも少しずつ練習するのを俺は強くおすすめしたい。

Keigo

どうも、Keigoです!
YouTube
Instagram
Twitter
TikTok
お問い合わせ

\ ピアノレッスンを無料体験 /

※公式サイトに移動します

この続きはcodocで購読

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

目次
閉じる