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DTMで使うピアノソロ向けのMIDIキーボードのベスト機種を考える【ソロなら88鍵盤一択】

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先にまとめ

  • DTMはMIDIキーボードがほぼ必須
  • 使う人によって必要な鍵盤数が異なる
  • ピアノソロには88鍵が必須
  • 鍵盤の弾き心地を求めるならステージピアノもあり
  • 個人的結論はYAMAHA P-515

こんにちは、Keigo (@type00k) です。

「最も良いMIDIキーボードは何か?」

そんな疑問を解消するべく、今回はDTM(作曲・編曲)で使うピアノソロ向けのMIDIキーボードについて考えていく。

先日ふらっと寄った新宿の楽器屋で最新の電子ピアノ・MIDIキーボードをたくさん試奏してきたので、一部その感想も書いていきたい。

一応、僕は5歳からピアノを弾いているので購入の参考になれば嬉しい。

ピアノ弾いてます

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DTMにMIDIキーボードは必須

DTMでは必須の「MIDIキーボード」

DAWにMIDIを打ち込むツールの一つがMIDIキーボード。演奏した音符・音の強弱・ペダル情報をDAWにまとめて送信することができる。

MIDIはマウスでぽちぽち打ち込むこともできるが、ピアノソロのようにコードやメロディーを滑らかな演奏情報として打ち込むにはリアルタイム入力が必要なので、MIDIキーボードはもはや必須と言っても過言ではない。

今現在YAMAHAやKORG、Roland、CASIO、KAWAIなどからたくさんの種類のMIDIキーボードが発売されていて値段も3,000円~とピンキリだ。

一般的に、MIDIキーボードを選ぶ時のポイントはざっくりこんな感じだと思う。

  • 鍵盤数
  • フルサイズキー or ミニキー
  • 鍵盤の作り
  • ペダル端子の有無
  • コントローラ機能
  • 付属ソフト
  • メーカー(ブランド)

正直、選ぶポイントが多すぎて、どれが最も自分に合ってるMIDIキーボードなのかの判断が素人には難しいところだ。

ピアノソロなら88鍵一択

ピアノソロには88鍵がベスト?

MIDIキーボードは、鍵盤数が異なる商品がたくさんある。

  • 25鍵
  • 32鍵
  • 49鍵
  • 61鍵
  • 76鍵
  • 88鍵

売られてるのはざっくりこんな感じだ。鍵盤数は自分の好みや作業環境によって変わるため一概にどれが良いとも言えない。

一つ言えるのは、鍵盤の数が多くなるほど横幅が広くなることだ。デスクに置くなら物理的な問題が出てくる。

本物のグランドピアノは88鍵盤が標準で横幅は約123cm。だからかなり場所を取る。

右手で短いフレーズをさらっと打ち込むなら25鍵で問題ないが、両手でピアノソロを弾くには61鍵だと足りない、といった感じで、実際にそのMIDIキーボードを使ってみないと本当に自分に合うかどうか分からないので迷いもする。

Keystation 61は3日で手放した

以前、僕はコスパ最強と名高いM-AUDIO Keystation 61を15,000円くらいで買った。61鍵盤の中ではコスパがえぐい。

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Keystationシリーズの良いところはとにかくシンプルなデザイン。これに尽きる。

当時は横幅の長さを考慮して61鍵を購入した。しかし、実際に使ってみると音域の広いピアノソロを打ち込むにはどうしても88鍵が必要だとすぐに実感した。曲によっては61鍵に収まることもあるが、僕のプレイスタイル的に(というか普通に)61鍵盤では数が足りない。

一応、61鍵盤でもスイッチで音域の移動はできるが、演奏中にそんな急に操作できないし今どの音域を弾いてるのか分からなくなる。

という感じで、横幅の問題だけを考慮して初めて買ったMIDIキーボード、M-AUDIO Keystation 61は3日で手放した。もちろん、Keystation自体は評判がとても良いし値段を考えたら全然悪くない。悪いのは僕の浅慮だ。

Keystation 88は7日で手放した

そんなこんなで次に買ったのがKeystation 88。61鍵がダメなら88鍵作戦だ。

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88鍵盤、ペダル端子有り、重量7.7kg、そして安い。これもコスパは最強。

ただ問題が発生した。ベロシティが上手く打ち込めない。

上記、MIDIキーボードを選ぶポイントの一つに「鍵盤の作り」の問題がある。ざっくり言うと、鍵盤がおもちゃのようなカチャカチャする作りか、本物のアコースティックピアノに近い鍵盤のかどうか。

Keystationは鍵盤がプラスチックで、バネを使った簡単な作りになってる。その分コストが抑えられる利点もある。

購入初期は鍵盤が88あることで満足していたがリアルタイム入力をしたMIDIのベロシティ(鍵盤を押し込む速さ)が上手く入力できないことにすぐ気がついた。これでは音量のダイナミクスが全然出ないのでピアノソロらしさがない。61鍵盤を使ったときに気づくべきだった(鍵盤が足りないことのほうに気を取られていた)。

この世に無情を感じながら人生で2台目のMIDIキーボードは7日で手放した。浅慮の極みだ。

ステージピアノという選択肢

次に探したのがライブ演奏で使われるような電子ピアノ、ステージピアノだ。

ステージピアノは木製の鍵盤を搭載してたりシンセ機能が盛り込まれてたりするため、一般的なMIDIキーボードよりも何倍も高い。

値段は高いが、鍵盤が本格的な作りをしているならMIDIも問題なく打ち込めるはずだし、もはやピアノソロのためにはそれくらい投資しないと満足できないんじゃないかと考え始めた。

ただ、それも微妙に的を得ていないことに後から気がつくことになる。

ステージピアノは一番良いのはどれだ?

ステージピアノは価格が跳ね上がる

では、どのステージピアノが一番良いのだろう、という話になる。調べてみると安いものでも5万円台、高いものは40万円を超える。

以下、メーカー別のざっくりとしたステージピアノの価格帯だ。

メーカーステージピアノの価格帯
CASIO5万~8万円
Studiologic6万~18万円
Roland6万~24万円
KORG4万~24万円
KAWAI13万~28万円
YAMAHA13万~45万円
Nord25万~48万円

MIDIキーボードとは明らかに価格帯が違う。サンタに頼む額ではない。

鍵盤性能は価格に比例するのだろうか?(結論:いや、別に比例しない)

少し余談:鍵盤は日本メーカーのほうがいい気がしてきた

今まで僕は楽器屋に置いてある、ありとあらゆる電子ピアノを試奏してきた。僕の半径5km以内の人類のうち僕の電子ピアノ試奏回数は確実に誰よりも多いはず、という謎の自信すらある。

しかしその日まで唯一、イタリアメーカーの電子ピアノStudiologicの電子ピアノを弾いたことがなかった。が、たまたま行った楽器屋に置いてあったNuma CompactとNuma Concertを試奏する機会があった。

結論を言うと、鍵盤が微妙だった。こういうのは弾いた瞬間に分かってしまう。「あっ、これじゃない」と。ただ、デザインはイタリアらしい(国産にはあまりない)良さがあった。電子ピアノを選ぶ基準は鍵盤だけがすべてではないからね。

その後、高級ステージピアノと名高いNord Pianoも弾き比べたが(Nordは以前から何度も試奏している)、これも値段のわりに驚くほどタッチが良いわけでもなかった。Nordはどちらかというとシンセに力を入れている気がする。

つまり、鍵盤性能は必ずしも値段に比例するわけではない、ということだ。

以前海外の記事で読んだけれど、電子ピアノの鍵盤を作る技術は世界的に見ても日本のメーカーが一番優れてるらしい。製造法は専門外なので詳細は不明だけれど、確かに小型化・効率化は日本の十八番なので一理あると思った。

ということは、素直に国産の電子ピアノを選ぶのが無難か?と考えるのが自然だ。

そんなわけで、鍵盤の性能に力を入れてる電子ピアノを中心に絞ることにした。

結論:YAMAHA P-515が個人的ベスト

これは完全に僕個人の結論にはなるが、ピアノソロ向けのMIDIキーボードならYAMAHA P-515が今現在(2022年)ベスト機種だ。

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P-515はPシリーズの最上位モデルで定価は約15万円だけれど、2022年現在は某ウイルスの影響で価格変動が激しい。

P-515はステージピアノではなく通常の電子ピアノだ。しかし、YAMAHAのステージピアノの最上位モデルCP88よりも鍵盤の作りが良いのだ。CP88はNW-GH3鍵盤、P-515はNWX鍵盤。弾き心地も確かにP-515のほうが良い。

鍵盤性能以外にも総合的に評価は高い。

  • 木製鍵盤
  • 最高級音源のYAMAHA CFXサンプリングを搭載
  • スピーカー付き
  • 余計なツマミ類がない(故障率が下がる)
  • 15万円と比較的安価な部類
  • シンプルなデザイン(サイズが小さい)
  • 操作ボタン部分にPCのキーボードが置ける

一言で表すなら、致命的な弱点がない優秀な電子ピアノだ。完成度が異常に高いので数年後には名機と言われることになるのは確実だと思う。

鍵盤の弾き心地も良い。もちろんグランドピアノには敵わないが、P-515は弾いていて違和感が少ない。このサイズでこの性能ならかなり満足できる。

また、操作ボタン部分がフラットなのでPCのキーボードが置けるのが個人的に良い。僕はディスプレイ、PCのキーボード、電子ピアノの順に置きたいタイプだ。電子ピアノに回すタイプのつまみが付いてると、それだけでPCのキーボードが置けなくなってしまう。P-515はPCとの相性が抜群だ。

P-515の音色は公式のYouTubeで聴ける。

音源YAHAMA CFX(実機は2,000万円以上)のクオリティもかなり良いので練習も捗りそう。やはりスピーカーがあったほうが普段使いは楽だ。ほとんどのステージピアノだとスピーカーがないのがキツイ。

ちなみに色はブラックとホワイトがある。

実はこの結論に到るまでに鍵盤の性能以外にも、スピーカーの有無や内蔵音源の性能・搭載端子・デザイン上の物理的な制約など、ありとあらゆる懸念事項が出てきてベスト機種を探すのに苦戦した。VPC-1N1Xも良かったが個人的にサイズが大きすぎる。

一応、有名メーカーの現行のMIDIキーボード・電子ピアノをすべて(多分)調べ尽くした上での結論ではあるが、もともと僕はYAMAHAのピアノで育ってきた(家のアップライトがYAMAHA)ので、かなりバイアスがある結論であることには注意してほしい。

公式サイト:YAMAHA P-515

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まとめ:自分の使い方に合わせて選ぼう

ピアノソロ向けならクオリティが高い88鍵盤を搭載した電子ピアノが必須なのは共感してもらえそうだけれど、本体のサイズ感や使い勝手、細かい仕様の部分でそれぞれ意見の違いは出てくると思う。

ただ、すべての人に言っておきたいのはMIDIキーボードや電子ピアノを買う時は絶対に試奏したほうがいい、ということ。店舗だと実機を見比べたりすることもできるので、事前に目星を付けてたものより、もっと良いものが見つかるかもしれない。

僕個人としては、今使っている電子ピアノ(YAMAHA P-105)が壊れたらP-515を買おうと思っている。

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というわけで、以上です。読んでいただき、ありがとうございます。

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Keigo

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