先にまとめ
- お金で時間を買う発想
- 消費者側ではなく生産者側に回る
- 後悔した買い物とその理由・対策
こんにちは、Keigo (@type00k) です。
一人暮らしを始めて6年くらいになる。僕が過去に新生活と張り切って買ったモノの中には心の底から買って良かったと思えるモノと期待して買ったわりにゴミと化したモノまで玉石混交になっている。
この1年で要らないモノはとにかく捨てた。僕が人生の主役のはずなのに僕より目立つ無駄に値段が高いだけの産業廃棄物家電も捨てた。ネットでバズった商品を買ってみたら僕の人生を豊かにするどころかゴミ処理の手間を増やしただけだった。
買い物は手段であって人生の目的じゃない。新生活で買うモノの中には長く使うモノも多いから、良いスタートを切ることが大事だ。
ということで今回は新生活に買って良かったモノと後悔したモノを僕の独断と偏見で紹介する。春から大学生になる僕の知人の参考になれば嬉しい。
YouTube@Keigo
寿命を無駄にしない買い物、という発想




最近こんな言葉をよく見かける。出典は知らない。
迷う理由が値段なら、買え
買う理由が値段なら、止めておけ
些か過言なのが否めないけれど、確かに本当に良いモノはQOLが爆上がりしてもう元には戻れなくなる。僕自身、安いという理由で買ったモノが良かったことがほとんどないから概ね正しい言葉だとは思う。
値下がり待ち=人生の無駄使い




たかだか数千円安く買うために何日もセールを待ったりメルカリで地獄の値下げ交渉を展開したことがある人は多いと思う。僕もそうだったけれど、そんな昔の自分にアドバイス。
- 本当に必要なら今すぐ買ったほうがいい
- 残りの人生で今日が一番若いのに、そんなことで悩む時間が無駄
- 安く買って得する以上に稼げば損しない
- 浮いた時間で自分がやりたいことに時間を割くほうが幸せ
僕らは算数の計算をするために生まれてきたんじゃない。買い物は手段であって人生の目的じゃない。値段の比較ごときに人生を使うのはもったいなさすぎる。「時間を無駄にしてはダメ」では弱い。「残りの寿命」を無駄に生きることは大損。
一応算数を使うと来月買うよりも今日買ったほうが日割りで安くなることになる。悩む時間もなくなる。今日から幸せになれる。だから値段で悩むのは、単なる人生の無駄使い。
減価償却で、高いモノを安く買う




上記の「日割りで安くなる」とは簿記でいう「減価償却」のことだ。たとえ30万円の買い物でも5年使ったなら年6万円になる。高い商品があら不思議。メチャクチャ安く思えてくる。長く使って長生きすれば実質無料だ(暴論)。
たいてい良いモノは高い。最近だとiPhone(10万円〜)が顕著。だから買うのに躊躇しがち。でも毎日使うモノほど良いモノにしたほうがいい。ストレスが格段に減って自由な時間が増えるからだ。
とはいえ落とし穴もある。減価償却の発想で高額なモノを買いまくると普通に破産する。当たり前すぎる。だから買うべきモノと買うべきでないモノの見極める知識が大事になる。
ということで以下の僕の意見を参考程度にしてもらって、寿命を大切にしてほしい。
買って良かったモノ18選
以下、特にランキングではない。
良かったモノ1:パソコン
特にランキングではないものの、圧倒的No.1はパソコン。娯楽、勉強、仕事、投資、ブラウジングなどあらゆることができる現代の最強マシン。
最大のメリットは「自分が商品を作る側=生産者」になれること。動画編集やプログラミング、文章作成、クリエイティブ活動などのすべてが可能だ。
もちろんスマホやタブレットでも一応できる。とはいえ操作効率が悪いから現実的には消費者になるばかりで生産者にはなれない。
パソコンは一生困らないITスキルだから老若男女問わず慣れてない人は毎日使って慣れたほうがいい。
今から買うなら、ノートパソコンで十分
最近のノートパソコンは性能が十分高いから一般人は迷わずノートパソコンでいい。場所を取らないし持ち運べるのが最大のメリット。余計なディスプレイもキーボードも買う必要がない。
僕はノートパソコンはMacBook Proを使っているけれど(US配列を選びたいから)、日本の多くの会社はWindowsを使っているから基本的にWindowsのほうが無難。個人的には「Surface Laptop」が一番オススメ。




SurfaceはMicrosoft純正のノートパソコン。MacBookと同じように高く売れるのがいい。なおタブレット型のSurfaceは膝に置けないのでオススメしない。またメモリは今の時代は最低16GBは欲しい。
もっと安いノートパソコンがほしいなら厳選した下記の中から選ぶといい。
参考:価格.com
一方、負荷の高い最新ゲームや3Dデザイン、動画編集のガチ勢はデスクトップになると思う。僕も自宅のメインマシンはWindowsの自作PC。




良かったモノ2:電動式昇降デスク
超有名な電動式昇降デスク「FlexiSpot」。ボタン一つで立ち姿勢にも座り姿勢にもなる。高さをミリ単位で微調整できるのが良い。僕は座って勉強したり作業するのが苦手なタイプ。なら立てばいいのでは?という理由で買ってみた。
FlexiSpotは一時期ネット上でかなり盛り上がっていたからステマを疑ったけれど、実際に使ってみたら案の定マジで良かった。姿勢と血流が良くなるからメチャクチャ集中できる。健康にも良い。今も立って書いている。
1ヶ月くらい使っていたら「1時間立って10分座る」のループが習慣化した。捗る。小学生の頃から使いたかった。
選ぶ注意点としては、高さを記録する「メモリ機能」が付いているモデルを選ぶこと。当然だけれど手回し式や押し続けないと上下できない昇降デスクは時間の無駄になる。迷ったら上記のFlexiSpot E7を選べば間違いない。




良かったモノ3:オフィスチェア
いわゆる高級オフィスチェア「バロン」。以前ネットで「とにかくベッドと椅子と靴だけには金を掛けろ。ケチるな」という言葉に僕は感化されてバイト代を奮発して買った。身体への余計な負担を下げることで将来的な健康被害を減らせるらしい。
小学1年生のときに買ってもらった学習机の椅子を大人になるまで座り続けていた僕からすると、長時間座っても疲れない高級オフィスチェアの座り心地は確かに衝撃だった。学習机の椅子に長時間座ったときによくあった背中の痛みがゼロ。すげー。
上記のFlexiSpot E7を買ってからはバロンの出番が少なくなったものの、今でも毎日使っている僕の必需品だ。買ってから数年経つけれど壊れる気配が全く無い。後ろに保たれたときにたまに小さくキーッっと鳴るけれど許容範囲。多分死ぬまで使えそう。
座面はメッシュを選んで正解だった。クッションはすぐヘタるらしい。ただしメッシュは汚れが目立ちやすいのが唯一の欠点。でも許容範囲。
補足:オフィスチェアを買う前に
オフィスチェアは前傾タイプと後傾タイプの2種類に大きく分かれている。
最も有名であろうアーロンチェアは前傾タイプ。絵を書くときのような前のめりな姿勢・浅めに座るのが好きな人に向いている。
僕が買ったバロンは後傾タイプ。後ろに保たれる姿勢・深めに座るが好きな人に向いている。僕みたいな普段から足を組む癖がある人は後傾タイプが合うかもしれない。
ということでオフィスチェアを買うときは必ず事前に試座したほうがいい。そもそも男女差や体のサイズによって合う・合わないがあるからだ。少なくともレビューや口コミだけで決めるのはやめたほうがいいと思う。
良かったモノ4:ワイヤレスイヤフォン




Ankerのワイヤレスイヤフォン「Life P3」。1万円以下でノイズキャンセリング機能が付いているコスパ最強モデル。スポーツジムやショッピング、カフェなど外に出かけるときに使っている。僕は失くしそうだからAirPodsじゃなく安いのでいい。
音質は普通。というか僕はイヤフォンにそこまで音質を求めていないから最低限のレベルで良い。だいたい外で使うのに最高音質とか求めてどうする?聞こえればよくない?とすら思っている。
また、外音取り込み機能もあるから自転車に乗りながらでも使えるレベル。だけど普通に危ないからやめたほうがいい。結局僕は2回くらいしか使っていない。
唯一の欠点はBluetoothの接続が若干遅いこと。ワンテンポ遅れるから使いたいときにすぐ使えない。というのもイヤフォン側の電源がONかOFFか分からない仕様だから、電源が入っていなさそうなときはケースから出し入れして電源を入れ直す必要がある。少し煩わしい。けど安いから許容範囲。




良かったモノ5:Netflix




もはや知らない人はいない月1000円で映画・アニメ・ドラマ見放題サービス「Netflix」。家にいながら圧倒的に安く、人生を楽しく生きることが可能。映画やアニメ好きにはたまらない。
僕は毎月映画館に行くくらいには映画とアニメが好きだけど、それでも映画館の良さと言われている大画面・大音量の感動はイマイチよく分かっていない。家で見ても感動する作品はあるし映画館で見てもつまらない作品はある。だから同じ映画・アニメを見るならNetflixでいい。映画館に行くのは最新作を早く見たいときだけ。あと「アバター2」は公開初日に3Dで見たけど画面が暗くなるし目が疲れるから一生2Dでいい。
ジブリの公式HPには「一生に一度は、映画館でジブリを。」というキャッチフレーズがあるけれど……まあNetflixでいいかな。2回目を見るのは感動が薄れる。誘われたら行くけど。
公式サイト:Netflix(ネットフリックス)
良かったモノ6:LED電球




賃貸に引っ越したときに最初に付いてた電球が白熱電球ばかりだったから即日LED電球に変えた。白熱電球は熱のせいで部屋の温度が高くなるし電気代も高くなる。LEDは安くて高寿命。今まで一度も買い替えていない。多分エコ。
LED電球には色の種類がいくつかある。僕は寝室と風呂場は電球色(オレンジ=2700K)で落ち着いた雰囲気に、キッチンや洗面は昼白色(太陽と同じ色温度=5000K)で自然な雰囲気にしている。
良かったモノ7:先端が小さい歯ブラシ
Amazonで超人気の歯ブラシ。サイズ展開はあるもののブラシの先端が小さいのが特徴。もはや子ども用サイズ。だからこそ奥歯までしっかり磨けるのが良い。かれこれ5年以上使っている。
近所の歯医者曰く、普通の人は20%くらい磨き残しがあるらしい。だけど僕はこの歯ブラシのおかげで8%しかなかった。歯医者にメチャクチャ褒められた。嬉しい。やっぱり奥歯は先端が小さくないと磨けないらしい。
ブラシは少し固めで1ヶ月使うと少しヘタるので交換推奨。月100円の投資。歯はマジで大事。
あと日本人は歯の意識が低すぎるらしい。最低でも3ヶ月に1回は検診に行ったほうがいい。
良かったモノ8:浄水器
キッチンの蛇口にポン付けできる浄水器。最上位タイプなので19物質を除去できる。フィルターは6ヶ月(2000L)使える。
人類にとって最強の飲み物は水。ジュースやアルコールは論外。ならば自宅の水を最高品質にしてしまえばいい。月1000円で嫌な塩素臭もなくなるし、わざわざ2Lのペットボトルを買い貯め必要もなくなる。ウォーターサーバーも邪魔だから要らない。
あと日本の水道水は飲めるけど意外と不純物が多いらしい。調べるほど水の品質が神格化されすぎている気がしてきたから浄水器は保険として使っている。
良かったモノ9:電気ケトル
水を4分で沸かす電気ケトル。汁物や鍋を作る時間が短くなる。コーヒーをすぐ飲める。ゆで卵すら作れる。最強の調理アイテム。
個人的には円柱状で1L以上の電気ケトルがオススメ。円柱だと洗いやすいし、料理をするなら容量が多いほうが時短できる。僕は象印の黒い電気ケトルが一番シンプルで好き。
良かったモノ10:底が深いフライパン
底が深いフライパン。焼く・茹でる・煮る・炒める・揚げる、がすべて一つの器具で可能。わざわざフライパンと鍋を別々に買う必要はないのが最大のメリット。
僕は22cm(2.6L)がちょうど良かった。市販のカレー半箱が作れるくらい。一人暮らしの人にオススメ。テフロンが剥がれるまで半年~1年くらいは使える。
カレー1箱分(8~12人分) を作るなら28cm(4.2L)が必要だけれど一人暮らしだとさすがに大きすぎるかな。作り置きするならありかも。
良かったモノ11:プロテイン




美肌と筋肉作りに不可欠なプロテイン。数年前に筋トレを初めてから毎日欠かさず飲み続けている。肌も筋肉も髪もマジで全身の調子がずっと良い。コスパ最強はマイプロテイン。イギリス製。
プロテインは筋肉や臓器、肌、髪、爪、体内のホルモンや酵素、免疫物質の材料になる。だからプロテインが不足すると肌がボロボロになるし筋肉も減るから体のハリがなくなるし病気にもなりがちで悪いことしかない。美人なモデルや芸能人、スポーツ選手、医者まで多くの人が飲んでいるのはそういう理由。
多くの人にとってプロテインの1日の摂取量は「体重 x 2g」が理想と言われている。体重が50kgなら1日100g、体重60kgなら1日120gが必要になる。しかし厚生労働省の資料によると一般的な日本の食事だと平均で1日約60gしかない。だから不足分は朝・昼・晩・寝る前などにプロテインで補うといい。
あと、たまにネット上で「プロテインは人工的に作られているから無意味」みたいなトンデモ意見があるけれど無視していい。現時点で科学的エビデンスが存在しないので信仰宗教に近いからだ。それよりも酒、砂糖たっぷりのお菓子、フライドポテトなどの揚げ物のほうがよっぽど健康に悪い。そもそも農業や料理は立派な人工科学なのを忘れてはいけない。
なお、ドンキなどの実店舗で買うよりもマイプロテイン公式HPで購入すると最安で買える。




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