一人暮らしを始めて6年くらいになる。僕が過去に新生活と張り切って買ったモノの中には、今では心の底から買って良かったと思えるモノと、期待して買ったわりにゴミと化しているモノまで存在していて部屋中が玉石混交になっていた。
この1年で要らないモノはとにかく捨てた。無駄に値段が高いだけで使っていない家電は捨てた。ネットでバズった化粧品も結局使わなかったので捨てた。僕の残りの人生では到底着り切れない服の山も捨てた。いつ買ったんだまじで。
後先考えて買ったはずなのに僕の人生を豊かにするどころか単にゴミ処理の手間を増やしてしまっただけの現実を受け入れらない自分に虚無感を覚えながらこの記事を書いている。
往々にして、買い物は手段であって人生の目的じゃない。新生活で買うモノの中には長く使うモノも多いから、良いスタートを切ることが大事だ。当たり前すぎる。
ということで今回は新生活に買って良かったモノと後悔したモノを僕の独断と偏見で紹介する。春から大学生になる僕の知人の参考になれば嬉しい。
寿命を無駄にしない買い物、という発想
最近こんな言葉をよく見かける。出典は知らない。
些か過言なのが否めないけれど、確かに本当に良いモノはQOLが爆上がりしてもう元には戻れなくなる。僕自身、安いという理由で買ったモノが良かったことがほとんどないから概ね正しい言葉だとは思う。
値下がり待ち=人生の無駄使い
たかだか数千円安く買うために何日もセールを待ったりメルカリで地獄の値下げ交渉を展開したことがある人は多いと思う。僕もそうだったけれど、そんな昔の自分にアドバイス。
- 本当に必要なら今すぐ買ったほうがいい
- 残りの人生で今日が一番若いのに、そんなことで悩む時間が無駄
- 安く買って得する以上に稼げば損しない
- 浮いた時間で自分がやりたいことに時間を割くほうが幸せ
僕らは算数の計算をするために生まれてきたんじゃない。買い物は手段であって人生の目的じゃない。値段の比較ごときに人生を使うのはもったいなさすぎる。「時間を無駄にしてはダメ」では弱い。「残りの寿命」を無駄に生きることは大罪。
一応算数を使うと来月買うよりも今日買ったほうが日割りで安くなることになる。悩む時間もなくなる。今日から幸せになれる。だから値段で悩むのは、単なる人生の無駄使い。
減価償却で、高いモノを安く買う
上記の「日割りで安くなる」とは簿記でいう「減価償却」のことだ。たとえ30万円の買い物でも5年使ったなら年6万円になる。高い商品があら不思議。メチャクチャ安く思えてくる。長く使って長生きすれば実質無料だ(暴論)。
たいてい良いモノは高い。最近だとiPhone(10万円〜)が顕著。だから買うのに躊躇しがち。でも毎日使うモノほど良いモノにしたほうがいい。ストレスが格段に減って自由な時間が増えるからだ。
とはいえ落とし穴もある。減価償却の発想で高額なモノを買いまくると普通に破産する。当たり前すぎる。だから買うべきモノと買うべきでないモノの見極める知識が大事になる。
ということで以下の僕の意見を参考程度にしてもらって、寿命を大切にしてほしい。
買って良かったモノ18選
以下、特にランキングではない。
良かったモノ1:パソコン
特にランキングではないものの、圧倒的No.1はパソコン。娯楽、勉強、仕事、投資、ブラウジングなどあらゆることができる現代の最強マシン。
最大のメリットは「自分が商品を作る側=生産者」になれること。動画編集やプログラミング、文章作成、クリエイティブ活動などのすべてが可能だ。
もちろんスマホやタブレットでも一応できる。とはいえ操作効率が悪いから現実的には消費者になるばかりで生産者にはなれない。
パソコンは一生困らないITスキルだから老若男女問わず慣れてない人は毎日使って慣れたほうがいい。
今から買うなら、ノートパソコンで十分
最近のノートパソコンは性能が十分高いから一般人は迷わずノートパソコンでいい。場所を取らないし持ち運べるのが最大のメリット。余計なディスプレイもキーボードも買う必要がない。
僕はノートパソコンはMacBook Proを使っているけれど(US配列を選びたいから)、日本の多くの会社はWindowsを使っているから基本的にWindowsのほうが無難。個人的には「Surface Laptop」が一番オススメ。
SurfaceはMicrosoft純正のノートパソコン。MacBookと同じように高く売れるのがいい。なおタブレット型のSurfaceは膝に置けないのでオススメしない。またメモリは今の時代は最低16GBは欲しい。
もっと安いノートパソコンがほしいなら厳選した下記の中から選ぶといい。
参考:価格.com
一方、負荷の高い最新ゲームや3Dデザイン、動画編集のガチ勢はデスクトップになると思う。僕も自宅のメインマシンはWindowsの自作PC。
良かったモノ2:電動式昇降デスク
超有名な電動式昇降デスク「FlexiSpot」。ボタン一つで立ち姿勢にも座り姿勢にもなる。高さをミリ単位で微調整できるのが良い。僕は座って勉強したり作業するのが苦手なタイプ。なら立てばいいのでは?という理由で買ってみた。
FlexiSpotは一時期ネット上でかなり盛り上がっていたからステマを疑ったけれど、実際に使ってみたら案の定マジで良かった。姿勢と血流が良くなるからメチャクチャ集中できる。健康にも良い。今も立って書いている。
1ヶ月くらい使っていたら「1時間立って10分座る」のループが習慣化した。捗る。小学生の頃から使いたかった。
選ぶ注意点としては、高さを記録する「メモリ機能」が付いているモデルを選ぶこと。当然だけれど手回し式や押し続けないと上下できない昇降デスクは時間の無駄になる。迷ったら上記のFlexiSpot E7を選べば間違いない。
良かったモノ3:オフィスチェア
いわゆる高級オフィスチェア「バロン」。以前ネットで「とにかくベッドと椅子と靴だけには金を掛けろ。ケチるな」という言葉に僕は感化されてバイト代を奮発して買った。身体への余計な負担を下げることで将来的な健康被害を減らせるらしい。
小学1年生のときに買ってもらった学習机の椅子を大人になるまで座り続けていた僕からすると、長時間座っても疲れない高級オフィスチェアの座り心地は確かに衝撃だった。学習机の椅子に長時間座ったときによくあった背中の痛みがゼロ。すげー。
上記のFlexiSpot E7を買ってからはバロンの出番が少なくなったものの、今でも毎日使っている僕の必需品だ。買ってから数年経つけれど壊れる気配が全く無い。後ろに保たれたときにたまに小さくキーッっと鳴るけれど許容範囲。多分死ぬまで使えそう。
座面はメッシュを選んで正解だった。クッションはすぐヘタるらしい。ただしメッシュは汚れが目立ちやすいのが唯一の欠点。でも許容範囲。
補足:オフィスチェアを買う前に
オフィスチェアは前傾タイプと後傾タイプの2種類に大きく分かれている。
最も有名であろうアーロンチェアは前傾タイプ。絵を書くときのような前のめりな姿勢・浅めに座るのが好きな人に向いている。
僕が買ったバロンは後傾タイプ。後ろに保たれる姿勢・深めに座るが好きな人に向いている。僕みたいな普段から足を組む癖がある人は後傾タイプが合うかもしれない。
ということでオフィスチェアを買うときは必ず事前に試座したほうがいい。そもそも男女差や体のサイズによって合う・合わないがあるからだ。少なくともレビューや口コミだけで決めるのはやめたほうがいいと思う。
良かったモノ4:ワイヤレスイヤフォン
Ankerのワイヤレスイヤフォン「Life P3」。1万円以下でノイズキャンセリング機能が付いているコスパ最強モデル。スポーツジムやショッピング、カフェなど外に出かけるときに使っている。僕は失くしそうだからAirPodsじゃなく安いのでいい。
音質は普通。というか僕はイヤフォンにそこまで音質を求めていないから最低限のレベルで良い。だいたい外で使うのに最高音質とか求めてどうする?聞こえればよくない?とすら思っている。
また、外音取り込み機能もあるから自転車に乗りながらでも使えるレベル。だけど普通に危ないからやめたほうがいい。結局僕は2回くらいしか使っていない。
唯一の欠点はBluetoothの接続が若干遅いこと。ワンテンポ遅れるから使いたいときにすぐ使えない。というのもイヤフォン側の電源がONかOFFか分からない仕様だから、電源が入っていなさそうなときはケースから出し入れして電源を入れ直す必要がある。少し煩わしい。けど安いから許容範囲。
良かったモノ5:Netflix
もはや知らない人はいない月1000円で映画・アニメ・ドラマ見放題サービス「Netflix」。家にいながら圧倒的に安く、人生を楽しく生きることが可能。映画やアニメ好きにはたまらない。
僕は毎月映画館に行くくらいには映画とアニメが好きだけど、それでも映画館の良さと言われている大画面・大音量の感動はイマイチよく分かっていない。家で見ても感動する作品はあるし映画館で見てもつまらない作品はある。だから同じ映画・アニメを見るならNetflixでいい。映画館に行くのは最新作を早く見たいときだけ。あと「アバター2」は公開初日に3Dで見たけど画面が暗くなるし目が疲れるから一生2Dでいい。
ジブリの公式HPには「一生に一度は、映画館でジブリを。」というキャッチフレーズがあるけれど……まあNetflixでいいかな。2回目を見るのは感動が薄れる。誘われたら行くけど。
公式サイト:Netflix(ネットフリックス)
良かったモノ6:LED電球
賃貸に引っ越したときに最初に付いてた電球が白熱電球ばかりだったから即日LED電球に変えた。白熱電球は熱のせいで部屋の温度が高くなるし電気代も高くなる。LEDは安くて高寿命。今まで一度も買い替えていない。多分エコ。
LED電球には色の種類がいくつかある。僕は寝室と風呂場は電球色(オレンジ=2700K)で落ち着いた雰囲気に、キッチンや洗面は昼白色(太陽と同じ色温度=5000K)で自然な雰囲気にしている。
良かったモノ7:先端が小さい歯ブラシ
Amazonで超人気の歯ブラシ。サイズ展開はあるもののブラシの先端が小さいのが特徴。もはや子ども用サイズ。だからこそ奥歯までしっかり磨けるのが良い。かれこれ5年以上使っている。
近所の歯医者曰く、普通の人は20%くらい磨き残しがあるらしい。だけど僕はこの歯ブラシのおかげで8%しかなかった。歯医者にメチャクチャ褒められた。嬉しい。やっぱり奥歯は先端が小さくないと磨けないらしい。
ブラシは少し固めで1ヶ月使うと少しヘタるので交換推奨。月100円の投資。歯はマジで大事。
あと日本人は歯の意識が低すぎるらしい。最低でも3ヶ月に1回は検診に行ったほうがいい。
良かったモノ8:浄水器
キッチンの蛇口にポン付けできる浄水器。最上位タイプなので19物質を除去できる。フィルターは6ヶ月(2000L)使える。
人類にとって最強の飲み物は水。ジュースやアルコールは論外。ならば自宅の水を最高品質にしてしまえばいい。月1000円で嫌な塩素臭もなくなるし、わざわざ2Lのペットボトルを買い貯め必要もなくなる。ウォーターサーバーも邪魔だから要らない。
あと日本の水道水は飲めるけど意外と不純物が多いらしい。調べるほど水の品質が神格化されすぎている気がしてきたから浄水器は保険として使っている。
良かったモノ9:電気ケトル
水を4分で沸かす電気ケトル。汁物や鍋を作る時間が短くなる。コーヒーをすぐ飲める。ゆで卵すら作れる。最強の調理アイテム。
個人的には円柱状で1L以上の電気ケトルがオススメ。円柱だと洗いやすいし、料理をするなら容量が多いほうが時短できる。僕は象印の黒い電気ケトルが一番シンプルで好き。
良かったモノ10:底が深いフライパン
底が深いフライパン。焼く・茹でる・煮る・炒める・揚げる、がすべて一つの器具で可能。わざわざフライパンと鍋を別々に買う必要はないのが最大のメリット。
僕は22cm(2.6L)がちょうど良かった。市販のカレー半箱が作れるくらい。一人暮らしの人にオススメ。テフロンが剥がれるまで半年~1年くらいは使える。
カレー1箱分(8~12人分) を作るなら28cm(4.2L)が必要だけれど一人暮らしだとさすがに大きすぎるかな。作り置きするならありかも。
良かったモノ11:プロテイン
美肌と筋肉作りに不可欠なプロテイン。数年前に筋トレを初めてから毎日欠かさず飲み続けている。肌も筋肉も髪もマジで全身の調子がずっと良い。コスパ最強はマイプロテイン。イギリス製。
プロテインは筋肉や臓器、肌、髪、爪、体内のホルモンや酵素、免疫物質の材料になる。だからプロテインが不足すると肌がボロボロになるし筋肉も減るから体のハリがなくなるし病気にもなりがちで悪いことしかない。美人なモデルや芸能人、スポーツ選手、医者まで多くの人が飲んでいるのはそういう理由。
多くの人にとってプロテインの1日の摂取量は「体重 x 2g」が理想と言われている。体重が50kgなら1日100g、体重60kgなら1日120gが必要になる。しかし厚生労働省の資料によると一般的な日本の食事だと平均で1日約60gしかない。だから不足分は朝・昼・晩・寝る前などにプロテインで補うといい。
あと、たまにネット上で「プロテインは人工的に作られているから無意味」みたいなトンデモ意見があるけれど無視していい。現時点で科学的エビデンスが存在しないので信仰宗教に近いからだ。それよりも酒、砂糖たっぷりのお菓子、フライドポテトなどの揚げ物のほうがよっぽど健康に悪い。そもそも農業や料理は立派な人工科学なのを忘れてはいけない。
なお、ドンキなどの実店舗で買うよりもマイプロテイン公式HPで購入すると最安で買える。
良かったモノ12:3万円以上のマットレス
「人生の3分の1は睡眠なのでベッドには死んでもお金を掛けましょう!」というおなじみのセールストークがある。何かと疑い深い僕でもこれはガチ。安いマットレスは腰が死ぬ。
有名なブランドだとシモンズ、シーリー、サータ、日本ベッドなどがあるけれど、ぶっちゃけ一番コスパが良いのはフランスベッド。予算3万円あれば高品質なマットレスが手に入る。ちなみにフランスベッドは老舗の日本の会社でフランスとは関係ない。ややこしい。
1人用ならシングル(97cm)かセミダブル(122cm)、2人用ならダブル(140cm)以上がオススメ。一人暮らしでもできればダブルがオススメ。理由は割愛。買う前にお店で寝てみるとサイズ感が分かる。
ベッドフレームはぶっちゃけ何でもいい。睡眠に大事なのはマットレスのほう。だからベッド専門メーカーのマットレスに予算を割いたほうが満足度は良い。だから同じ金額を払うならニトリやIKEA、無印良品のマットレスは避けたほうがいい。
良かったモノ13:懸垂スタンド
耐荷重が必要十分で最もコンパクトな懸垂スタンド。主に背中を鍛える用。単純に朝起きて懸垂するとメチャクチャ気持ちが良い。骨がボキボキ鳴る。その日の調子も分かる。
自重の3大筋トレは「腕立て伏せ」「スクワット」「懸垂」だけれど、普通の家にぶら下がる場所はないから懸垂スタンドが必要になる。場所を取るというデメリットはあるけれど背中の筋肉は懸垂で鍛えるのが最も効率が良い。筋トレ界隈ではあまりにも有名。だから背に腹は代えられない。なお、ドアに掛けるタイプの懸垂バーは危ないから止めたほうがいいと思う。
洗濯物も干せる。けど干しっぱなし厳禁。
良かったモノ14:除湿できる空気清浄機
除湿もできる珍しい空気清浄機。一年中部屋を湿度50%に保つことができる最強の空調機器。洗濯物の室内干しでもガンガン除湿できる。加湿機能はほぼ使ったことがない。お風呂後にドアを開けておけば湿度は十分満たされるからだ。
そもそも健康な人は空気清浄機の恩恵をあまり感じないかもしれない。だけど僕みたいなアレルギー性鼻炎・結膜炎持ちにはマストアイテム。スマホの次に重要かもしれない。空気清浄機がない部屋だと僕は1日で死ぬ。
ちなみにダイキンは世界最大の空調メーカー。僕は空調機器はダイキンしか買わない。他メーカーとの比較でも圧倒的に性能が良かった。多分一生ダイキン。唯一の欠点はデザインがちょいダサいこと。だけど最近は少しずつ改善している気がする。
良かったモノ15:トイレハイター
毎朝のトイレ掃除に使えるトイレハイター。トイレの縁に液を掛けるだけで毎日のキレイが持続する。安いし、消臭もできるし、汚れも取れるし、何よりブラシを触る必要がない。圧倒的な楽。家事は1円も稼げないから1秒でも短くできたほうがいい。
とはいえ一応、来客用にトイレブラシは常駐している。
良かったモノ16:自転車(ママチャリ)
普通のママチャリ。僕は駅から遠い家が嫌だから最寄り駅から徒歩1分の賃貸マンションに引っ越したけれど、そもそも東京の満員電車に乗るのが好きではないしホームまで行って電車を待つくらいなら、さっさと自転車を漕いだほうが早いことに気がついたから自転車ばかり使うになった。軽い筋トレにもなって健康に良い。
ママチャリを選ぶ理由は以下のとおり。
- 安い
- カゴ付きで買い物が便利
- 基本メンテ不要
- 雨ざらしOK
- 盗まれない
仮に盗まれても傷は浅い。チェーンやブレーキの駆動系だけお店で定期点検してもらえばいい。壊れたら買い換えればいい。SDGs?地球を甘やかすな。
オススメは2万~4万円の価格帯で変速と自動ライト点灯付き。電動アシストは不要。筋肉を信じよ。参考は以下。
参考:サイクルベースあさひ
間違っても興味本位でロードバイクやクロスバイクを買ってはいけない。メンテとセキュリティが大変でお金が掛かる。趣味ならご自由に。
(男向け)良かったモノ17:3万円以上の革靴
とりあえず履いておけばオシャレになる最強のアイテム。最もフォーマルな形状はストレートチップだから一足持つべきだけれど、オン・オフ兼用するならプレーントゥがいい。
初めてなら3万円以上の本革の黒色の革靴買うべき。どんな服にでも合うし仕事もデートもいける。茶色はカジュアル用だから仕事で使うには世界のスーツマナー的にNG 。光沢のあるガラスレザーもNG。3万円未満は耐久性がないからNG。
色々履いたけどコスパ最強はジャランスリワヤ。3万円で本革のプレーントゥが買える。98651は少し丸みがあってカジュアルにも合う。伊勢丹で試着できる。
ただし革靴は最低限のメンテナンスが必要。やることは以下のとおり。
- 帰宅したら10秒ブラッシングで埃を取る
- 1日履いたら2日空ける(湿気対策)
- シューキーパーに入れる(型崩れ防止)
- 月1回クリームを塗って磨く
- 踵がすり減ったらミスターミニットに持っていく
これで10年は戦える。一生革靴に悩まなくていい。靴磨きセットも伊勢丹とかにある。
なお有名な国内製のスコッチグレインやリーガルは僕の足に合わなかった。また海外製のジョンロブやクロケット&ジョーンズ、オールデンは無駄に高いので却下。流石にブランドまで人は見ていない。趣味ならご自由に。
良かったモノ18:キッチンタイマー
数字付きのボタンが並んでいるタイプのキッチンタイマー。動作音ゼロでタイマーの音は超大きい。これが地味に生活を変えてくれた。「タイマーが鳴るまで目の前の作業に集中」「他のことは一切しない」が楽に実現できる。
具体的な使い方はこんな感じで落ち着いた。
- 5分だけ換気で窓を開ける
- 20分だけ仮眠する
- 25分だけ勉強・仕事する
- 5分だけ休憩する
- 料理
いわゆる「ポモドーロ・テクニック」みたいな使い方だ。地味だけれど効果絶大。僕は普段だと1時間も頑張れない。でも25分くらいなら頑張れる。なら2セットやればいい、くらいの気持ちでやってみたらドンピシャにハマった。フルマラソンよりも100m走のほうが気が楽だ。
そもそも「ちょっと勉強しよう」「ちょっと寝よう」は信用ならない。たいてい「ちょっと=数時間」になってしまうのが人間だ。このキッチンタイマーは音が超大きいので「タイマーを止めないと近所迷惑=強制的に行動」を促せる。手が届かないところに置いておくのがミソ。
もちろんスマホにもタイマーはあるけれどYouTubeやSNSの誘惑に負ける確率が高いのでスマホで時間管理は僕は向いていない。このキッチンタイマーは600円なので買って損はない。時間にルーズな人にこそオススメ。
買って後悔したモノ12選
買って後悔した理由とその対策も合わせて紹介する。
後悔したモノ1: ルンバ
フローリング掃除を自動化するはずがただの産業廃棄物と化したルンバ。先に床を綺麗に整理しないと使えないし段差を超えられないのは欠陥すぎる。
しかも水拭きするには専用ルンバもどきをもう一台買わないといけない。
なんという科学技術の敗北。ゴミを増やしてどうする。
最強アイテムはクイックルワイパー。安いし早いし確実。
しかもルンバや掃除機よりもゴミが取れる。歯磨きとクイックルワイパーを同時にやれば掃除時間は実質ゼロ。
ルンバは豪邸に住み始めたら検討しても遅くはないだろう。
後悔したモノ2:縦型洗濯機
縦型洗濯機は必ず干すことになるから洗濯機を回そうと決意した瞬間に寿命を奪われることが確定してしまう。干す時間は圧倒的に人生の無駄。一応、乾燥機付きのモデルもあるけど縦型は乾かない。
だから洗濯機は「ドラム式洗濯乾燥機」が最強。
気がついたら洗濯と乾燥が終わっている。最悪取り出し忘れてもそのまま使える。あとパナソニックのCubleはカッコいい。
ただしドラム式は縦型より値段が高いのがデメリット。初期費用が掛かってしまうけれど寿命をお金で買えると思えば安いので問題ない。
後悔したモノ3:オーブン付きの電子レンジ
ピザが大好きだからという理由で高級オーブンレンジを買ったけれど結局2回しか使っていない。オーブンは周辺が暑くなりすぎて部屋がサウナになる。余計な機能は要らなかった。サウナ好きだけどそうじゃない。
800W以上の普通の電子レンジがあれば一人暮らしの食生活は困らない。マジで困らない。
電子レンジのメーカーは山善やアイリスオーヤマのほうが安い。ただ僕の近所のスーパーに置いてある電子レンジが山善とアイリスオーヤマで性能がメチャクチャ低いのを実感したから僕は避けてる。800Wと書いてあるのに200Wの性能しかない。弁当を温めるために生きるのは嫌だ。だからパナソニックにしてる。長く使うなら数千円の差額は気にならない。
あとピザは近所のお店で食べるようにしている。
後悔したモノ4:キッチン用ふきん
キッチン用ふきんは買いがちだけれどマジで要らない。余計な洗い物が増えるだけ。洗い物が増えると時間を取られる=寿命が減る。ふきんは死神だったのだ。
使い捨てのキッチンペーパーが最強。特に困らない。
後悔したモノ5:食器類
食器も基本的に要らない。洗い物が増えて寿命が減る。これも死神。
だから紙皿・紙コップ・割り箸でいい。
捨てれば良いだけだから洗剤代・水道代・スポンジ代・食洗機導入代を節約できる。エコじゃない?地球を鍛えろ。
後悔したモノ6:スリッパ
スリッパは意外とすぐ汚くなる。雑菌の温床になりやすい。だから普段は素足でいい。寒いなら靴下を履けばいい。来客用に何足かあれば問題ない。
足が汚れる?毎日クイックルワイパーすれば解決。足湯もいいよ。
後悔したモノ7:バスタオル
昔から使い続けて来たから疑いもしなかったけどバスタオルも不要。洗濯物が嵩張る。フェイスタオルでも全身は拭ける。
オススメはタオル研究所のフェイスタオル。綿100%。ホテル風でオシャレ。ずっと使っている。
後悔したモノ8:タブレット
時間を無限に消費するだけの悪魔の電子機器。スマホにもなれずパソコンにもなれない哀れなテクノロジーの成れの果て。手にした途端にダメ人間と化し一生消費者として搾取されることが確定する。
基本的にタブレットは、現時点で高頻度に電子書籍を読む習慣があったりカーナビとして使ったり絵や音楽などのクリエイティブ活動で使うなどして富を生み出している人以外は手を出してはいけない。帯に短し襷に長し。悪魔の奴隷になってしまう。
どうせ買うならパソコンを買ったほうがいい。生産者になれる。
後悔したモノ9:プリンター
意外とプリンターも要らなかった。インク代のランニングコストが高いし、場所を取るし、故障率も高い。しかもそんなに出番がない。
だからコンビニのプリンターでいい。出来上がりもコンビニのほうが綺麗。
後悔したモノ10:紙の漫画
僕は本はどうしても紙派なのだけれど、漫画の単行本は買わなくなった。とにかく場所を取る。ほとんど1回読むだけだから電子書籍でいい。漫画以外は未だに紙。多分一生紙。
電子書籍がないスラムダンクだけは唯一紙で持っている。
後悔したモノ11:すのこベッド
「ベッドを畳めばスペースを有効活用できるじゃん!」と思って3日で畳まなくなったすのこベッドも要らない。畳むのがまあ面倒くさい。どうせ寝るときにまたセットするからそもそもスペースを有効活用しようがない。
しかもすのこベッドは寝心地が良いコイルタイプのマットレスが使えない。布団だと身体への負担が酷いので止めた。普通のベッドフレームでいい。
後悔したモノ12:オートバイ
公共交通機関が異常に発展している東京にオートバイは要らない。エンジンをぶん回さないと行けない場所は東京にはない。
見よ、この路線図。マジでどこにでも楽に行ける。近所なら自転車でいい。だからオートバイは即行で売った。せっかく大型免許取ったのに。
後悔したモノ13:ラグ・カーペット
ラグやカーペットは埃が溜まる。掃除機で吸っても表面の見かけが綺麗になっただけで内部は常に汚れていく。トイレマットなんて雑菌の温床。ちょっとした防音材としては優秀かも、くらい。
なぜこんなものを何年も敷いていたのだろう。リビングの床に座るため?椅子って知ってる?
【番外編】死んでも買わないモノ18選
基本的に「消費にしかならないモノ」は買わないようにしている。
たとえば下記のモノは買わない。支出とゴミが増える一方だから。
- 酒
- タバコ
- お菓子
- 車
- コンビニ弁当
- 分譲マンション・一戸建て
- 高級ブランド服
- 高級時計
- 美術品集め
- ランニングマシン・筋トレマシン
- コーヒーメーカー
- ホットプレート、たこ焼き器みたいな2回しか使わない調理器具
- オイルヒーター
- 情報商材
- ソシャゲの課金
- 貢ぎ行為(女性などに)
- 写真集やフィギュアみたいな収集活動
- 身長が伸びる薬、絶対痩せる薬みたいなエセ科学詐欺商品
別に1ミリも我慢はしていない。もちろんそれ以上に価値を見い出せたら買う。たとえば家族ができたら車はあったほうがいいだろうし。
幸せになれる買い物で新生活をエンジョイ
時間を作ればお金を稼げる。稼いだお金でさらに時間を買える。無限ループが完成する。
とはいえお金はそこまで重要じゃない。大事なのは時間。残りの人生で一番若い今日を何をして過ごすか、誰と過ごすか、やりたいことがやれるか、そこに幸せを感じられるかどうかが重要だと思う。そのための買い物をまずはするべき。
世の中には無駄に不必要なモノを買わせようとする悪魔のセールストークで溢れている。上でも書いたけど買い物は手段であって人生の目的ではないから買い物は見極めが大事。
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