高品質なDACを搭載しているにもかかわらず、3万円という低価格なオーディオインターフェースとして人気爆発中のMOTU M4を買ったのでレビュー。
これが3万円って……とんでもなくコスパが良いじゃない!
MOTU M4のスペックと仕様
MOTU M4 | |
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価格 | ¥29,000(税別) |
サンプリングレート | 44.1 / 48 / 88.2 / 96 / 176.4 / 192 kHz |
DAC | ESS Sabre32 Ultra DAC |
ダイナミックレンジ | 120 dB |
プリアンプ | -129 dBu EIN |
アナログ入力 | 2 |
アナログ出力 | 4 |
ファンタム電源48V | ○(個別設定可) |
接続方法 | USB 2.0(CとA) |
ヘッドフォン | ○ |
ループバック | ○ |
本体サイズ | 20.955 x 10.8 x 4.5 cm (幅 x 奥行き x 高さ) |
重量 | 750g |
下位機種M2との違いは、M2は入力数が2、マイク入力のモニターバランスの調整ツマミがないこと。
3万円クラスのオーディオインターフェースの中では最高の音質
MOTU M2 / M4はなぜ音質が良いのか? 答えは、ハイエンドモデルのDAC「ESS Sabre32 Ultra」を搭載しているから。
DACは「Digital Analog Converter」の略。「デジタル信号をアナログ信号に変換する回路」のこと。ざっくり言えば、パソコンの音をイヤフォンやスピーカーに変えるための回路のこと。
DACをダックやD/Aコンバータとも呼んだりする。
たとえば、MOTUの上位機種「8PRE-ES」は定価16万円だけど、DACはM2 / M4と同じ「ESS Sabre32 Ultra」。M2 / M4がいかにコスパが良いか分かる。
音質は、以前使っていたオーディオインターフェースUR24Cからすると「音の解像度が上がって、より聞きやすくなった」という感じ。スマホの内カメラから外カメラに変えたときくらい違う。クリアになったというか。これはもう元には戻れない。
ドライバーは公式サイトからダウンロードしよう
MOTU M4を使えるようにするにはドライバーが必要。
代理店の「ハイ・リゾリューション」からもダウンロードできるけど、下記のとおりオーディオインターフェースが検出されなかった。ネットでもそのような報告を複数見かけた。ちなみにWidowsを使用。
そこで、公式ページ(英語)からドライバーをダウンロードすると、問題なく検出された。
ハイ・リゾリューションの方のドライバーを先にインストールしてしまった場合は、一度アンインストールの後、念のためPCを再起動し、その後に公式サイトの方のドライバーをインストールしてPCを再起動すれば問題なく検出されるはず。体験済み。
パソコンとの接続方法と基本的な使い方
流れとしては下記のとおり。
- 本体とパソコンを付属のUSBで接続
- イヤフォンやスピーカーを繋ぐ
- 本体の電源オン
- ドライバーをダウンロード&インストール
- パソコン再起動
- ボリュームを上げる
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