最強のWindowsノートパソコンの条件を考える

今年も9月。iPhone 16が発表されて世間が盛り上がっているとはいえスマホではブログも曲もプログラムも書けないのは今年も変わらない。16万円掛けてできることが新機種自慢と綺麗な写真しかないことに虚無を感じながらこの記事を書き始めている。でも欲しいからPro買う多分。

だからWindowsのノートパソコンが欲しい。もう3年前から言っている。出かけ先の隙間時間で少しでも作業を進めたい。葬送フリーレンを読んだせいで人間の寿命は短いのだと改めて再認識した。謎の焦りを感じている。

山田鐘人・アベツカサ
¥583 (2024/09/14 15:33時点 | Amazon調べ)

とはいえWindowsのノートPCはメーカーごとに発売されているせいで性能もデザインもバラバラで統一感なんてあったもんじゃない。去年調べた情報が古くて使えない。現状を調べ上げるだけで2日も寿命を無駄にしてしまった。

ということで今回は最新のノートPC情報を整理しつつ僕の独断と偏見で購入に備える記事になっている。

Keigo

Keigoです。Instagram / Twitter / YouTube / TikTokもやっています。【お問い合わせ

読みたい場所にジャンプ

動画編集ができれば、あとは全部できる

今回のノートPCでやりたい作業内容は、主にブラウジング・ブログ執筆・動画編集・作曲・プログラミング。だけど、一番スペックが必要なのは動画編集。特にグラフィックの描画性能が重要になる。

だから動画編集ができるスペックならその他は全部できる。

プログラミングはMac

プログラミングはWeb系だとMacのほうがOSがUNIX系云々という理由で楽だからWindowsでやる予定がほぼない。とはいえWSL2とzshの環境くらいは整えておきたい。

ならMacに統一したら?という話なんだけどそれは無理。DTM関連は全部Windowsに合わせてしまったし他のアプリの移行も面倒だし事故るリスクを極限まで避けたい。来世ではMacにする予定。

ゲームはデスクトップ一択

普段ゲームはしないけど、やるならスペックの高いデスクトップでやるから今回はゲームは除外する。というかゲームがしたいならデスクトップ一択。ノートPCは熱の処理が追いつかない。

デスクトップを買うならBTOが楽なのでおすすめ。パーツごとに買って組み立てるのはしんどい。最近BTOに参入したMDL.makeが安いらしい。正直パーツが同じなら組み立て会社はどこでもOK。

僕が欲しい理想のスペック

価格.comとかで最新情報を調べまくった結果、とりあえず最低限満たしてほしいスペックをまとめた。

項目所感
CPU最新のCore Ultraなら何でもいい。CPUの性能も十分。スコアも良さげ。最近のCPUは優秀。
グラフィックボードUltraの性能が良いのでなくてもいい。4060以上があれば嬉しい。でもなくてもいい。
メモリ最低16GB。できれば32GB。DTMだと32GBでも足りないけど何とかなる。8GBは今の時代論外。
SSD最低512GB。あるほどいいけどストレージに予算を掛けるのはコスパが悪い。不足するなら外部SSDでいい。256GBは厳しい。
サイズ13から14インチの間。ちょうどいいから。15以上はデカすぎ。
重さ2kg未満ならOK。2kgを超えると重い。1.5前後が理想。
インターフェース全部Type-Cが理想。余計なケーブルをなくしたい。

上記を満たせほぼ理想。というかこれでやりたいことは9割できると判明してしまった。

CPUが進化しすぎ

というのは昨年出た新しいCPU「Core Ultra」のおかげ。性能、電力効率、グラフィックス性能の面で大幅な進化があったからだ。

  • Ryzen 7 7840Uと比較してシングルスレッド性能が12%高速で、マルチスレッド性能も11%向上
  • Core i7-1370Pと比較して消費電力が25%減少し、アイドル状態では79%も削減
  • 従来のIntel UHD Graphicsから、Intel Arc Graphicsに進化し、最大2倍の処理能力を提供

さすがに4K120Pの動画をゴリゴリ編集するのは難しいけど、フルHDなら問題なく動画編集できるっぽい。

ということで僕がやりたいことはスペック的に9割は達成できそう。

あとはデザインが良ければ最高

とはいえデザインの良さは求めたい。日々のモチベが段違いだから。となると日本製のノートPCはすべて予選落ち。洗練されてなさすぎ。

理想は最新のMacBook Air 13インチ。

さすが天下のApple。時代の最先端。美しすぎ。

ただこれで右側にもUSB Type-Cが2つあれば完璧(それはPro)。外出先の場所によっては左右どちらからでも差せる状態にしたいから。MagSafeはなくてもいい。

このデザインでWindowsを出してほしい。生まれたときから言ってる。

Surface Laptopは、スルー

MacBook Airに似たようなノートPCといえばWindowsの公式のSureface Laptop。

デザインは良さげ。でも却下。理由は以下。

デスクトップアプリが動かない可能性が大

CPUはクアルコムのSnapdragon X。最新のAIを搭載したPC用として用意された。IntelでもRyzenでもない。ゆえに新しすぎて既存のアプリに対応していない可能性が大で不安しかない。

数十万も出してギャンブルする気はないのでパス。返品作業で寿命を奪われる。

USB Type-Aはもういらない

未だにUSB Type-Aを搭載しているのでパス。どれだけ裏表を気にしても挿さらないあの瞬間が地味にストレス。ハゲる。

もはや全メーカーでType-Cに統一してほしい。MacBookとiPhoneでType-Cを採用したAppleを見習ってほしい。

話は変わるけど最近はMagtameのUSB Type-Cケーブルがめちゃくちゃ良かった。神。マグネットで勝手にまとまるから常に綺麗な状態を保てるからおすすめ。

Magtame
¥1,958 (2024/09/15 08:22時点 | Amazon調べ)

そもそも2024年の新製品に旧世代のType-Aを搭載し続けるせいで世間がType-Aから抜け出せず地獄のループが終わらない。Type-Aの良いところなど一つもないのに。

すべてのスマホや電子機器にUSB Type-Cを義務付ける法案を可決し、それまでケーブルのライセンス料で小遣い稼ぎをしていたAppleの独自規格Lightning端子を廃止させたEUを見習ってほしいところ。

DellかAsusが良さげ

デザインも考慮したうえで価格.comで絞り込んだら6つに絞り込めた。

結果としてAsusのZenbookかDellのInspironかXPSになった。シンプル。

この中でさらに絞り込んでいくと、一番コスパが良さそうなのはAsus Zenbook 14。個人的にAsus好き。

Asus Zenbook 14

ということでZenbookの公式ページを見てみる。

めちゃくちゃ良さげ。デザインも良いし1.2kgと超軽い。Core Ultra 9/メモリ32GB/SST1TBなのに199,800円(税込)。安すぎ。

一応、USB Type-AとHDMIはいらないと思っているけど、もうこの際気にしないでおく。

ちなみにUltra 5にグレードを落とすとメモリ16GB/SST512GBになって134,800円。Ultra 7ならメモリ16GB/SST1TBで164,800円。メモリが16GBでいいならこれも悪くない。

だからもうZenbookで即決な気がしている。

ASUS
¥164,800 (2024/09/14 17:09時点 | Amazon調べ)

Asusは英語配列が発売されていない

すっかり忘れていた。

英語配列は日本で発売されていなかった。悲しい。

日本語配列と英語配列の違いはこれ。

MacBookの比較だけれどWindowsもだいたい一緒。ピンク線が真ん中。キーの配列がだいぶ異なる。

プログラミングは英語配列のほうが打ちやすい。という理由で今もデスクトップのキーボードは英語配列。Cubaseや各種アプリのショートカットも英語配列で身に付いてしまっている。いまさら日本語配列には戻れない。

とはいえ英語配列は日本では数が売れないからほとんどのメーカーで販売されていない。それはAmazonも同じ。営利企業としては当然だけど悲しい。

一応海外から輸入する方法もあるけど電子機器は技適マークがないと違法だから安易に輸入もできない。技適の法律は何年も前から指摘されているけど進展は見られない。それより今は夫婦別姓問題で忙しい。

日本語配列で問題ないならZenbook 14が最強だった。

Dell XPS 13しかない

DellのノートPCには廉価版のInspironとプロ向けのXPSがある。どうやらXPSであれば英語配列・日本語配列を選択ができるっぽい。感謝。

ということでXPSの公式ページを見てみる。

まあ普通に良さげ。MacBookほどではないにしろデザインそこそこ。端子が少ないのが気になるけどしゃーなし。Dellのロゴがダサいけどしゃーなし。

買うときに選べる項目が多くていい。Appleのパクリだけど。

ちなみに選べたのは以下。

  • Core Ultra 7/5
  • Windows Home/Pro
  • メモリ 16/32/64
  • SSD 512/1TB/2TB
  • ディスプレイ タッチ/非タッチ
  • キーボード 日本語/英語

試しにメモリ64GB / SSD2TBにしたら30万円だった。 安すぎ。どうなってんだ。選択肢にメモリ64GBがあるなら64GBがいい。ストレージは512GB以上なら何でもいい。

こりゃXPS 13に決まりだ。

と思って、ウキウキでカートに入れようとしたら、

英語配列は品切れ。結局買えないんかーい!

Dell
¥249,800 (2024/09/14 18:07時点 | Amazon調べ)

補足:Core Ultra 2が出る

最新のCore Ultra 2が執筆現時点(2024年9月)の月末に販売されるらしい。進化が早すぎ。

圧倒的進化

進化の内容は以下のとおり。

  • コア数が大幅に削減され、全モデルでPコアが4基、Eコアが4基の計8コア構成になった
  • ハイパースレッディング(HT)が廃止
  • メモリをパッケージ内に内蔵することで高パフォーマンスを発揮。ほとんどのモデルで16GBか32GBのメモリを搭載
  • 内蔵GPUの性能がAMDのRyzen AI 300シリーズやQualcommのSnapdragon Xシリーズを上回り、かつより低消費電力
  • 最新の「Intel 4」製造プロセスを採用し、従来比で電力効率が20%以上向上
  • 新たに「NPU(ニューラル・プロセッシング・ユニット)」を搭載し、AIパフォーマンスを強化

ということで性能はかなり良くなっていそう。気になるのは値段だけ。30万円も出すならCore Ultra 2のほうがいいに決まっている。

ということで発売されるまで結局買えない。

この続きはcodocで購読
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする


reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。

読みたい場所にジャンプ