天皇皇后両陛下が作詞作曲「歌声の響」コード進行と楽曲分析

2019年2月26日

Keigo

こんにちは、Keigoです!

2019年2月24日、天皇陛下御在位三十年記念式典で天皇陛下が作詞、皇后陛下が作曲された楽曲「歌声の響」が披露されました。

この記事では「歌声の響」のコード進行と楽曲分析を紹介します。

楽曲概要

「歌声の響」在位30年記念式典より
公開:2019年2月24日
場所:国立劇場
演奏:三浦大知、千住明、千住真理子
作詞:天皇陛下
作曲:皇后陛下
時間:4分17秒
Key of E Major (ホ長調) → F Major(ヘ長調)
BPM:70

「歌声の響」のコード進行

※聞き取れないコードが数箇所あるので間違いがあると思います。ご了承ください。

● イントロ ( Key of E )
| E  Emaj7/G# | C#m7  Bb-7b5 | A9 B7(9) |
| A/E E | A/E E |

● A1
| E/B C#m/G# | Amaj7 Bsus4 | E Amaj7 | Emaj7/B E/G# |
| Amaj7 Esus4/G# | G#m7 F#7/C# |
| C#m7 B(b13) | C#m E/B | Amaj7(9) E/G# | C#m7 FmMaj7 FmMaj7/B |
| A(9)/E  B | A(9)/E  E/B | Esus4/B E |

● A’1
| E/B C#m/G# | Amaj7 Bsus4 | E Amaj7 | Emaj7/B E/G# |
| Amaj7 Esus4/G# | G#m7 F#7/C# |
| C#m7 B(b13) | C#m7 E/B | Amaj7(9) E/G# | C#m7 FmMaj7 FmMaj7/B |
| A(9)/C#  E/B | A(9)/E  E/B |

● 間奏
| E | E | E | E |
| E | E | E | E |
| E | E | Csus4 C7 |

● A2 ( Key of F )
| F/C Dm/A | Bbmaj7 Csus4 | F Bbmaj7 | Fmaj7/C F/A |
| Bbmaj7 Fsus4/A | Am7 G7/D |
| Dm7 C(b13) | Dm7 F/C | Bbmaj7(9) F/A | Dm7 Bbm7(9) G7 |
| Bb(9)/D  F/C | Bb(9)/F  F/C | Bb(9)/F  F/C |

● A’2
| F/C Dm/A | Bbmaj7 Csus4 | F Bbmaj7 | Fmaj7/C F/A |
| Bbmaj7 Fsus4/A | Am7 G7/D |
| Dm7 C(b13) | Dm7 F/C | Bbmaj7(9) F/A | Dm7 Bdim7(9) G7|
| Bb(9)/D  F/C | Bb(9)/D  F/C | Bb(9)/D  F/C |

● エンディング
| Bbmaj7 Am7 | Dm7  Bdim(9) | Bbmaj7 C | Bb/F | F |

「歌声の響き」の楽曲分析

非常に優しいバラードに仕上がっています。

最初はKey of E major(ホ長調)で後半でキーが半音上昇しKey of F major(ヘ長調)という構成です。

編成はボーカル、ピアノ、ヴァイオリン。

ピアノは終始バッキング(伴奏)で、転調前にヴァイオリンソロが入ります。

コードが複雑で聴き取りづらいですが、展開系とテンションノートを巧みに使い独特な世界観を作り出しています。

特にセクション終わりの| IV V | I |のケーデンス(終止形)に至るコードの繋がりに浮遊感があり美しいです。

「歌声の響き」の歌詞と意味

歌詞

1.

ダンジュカリユシヌ ウタグイヌフィビチ
(だんじょかれよしの 歌声の響き)

ミウクルワレガウ ミニドゥヌクル
(見送る笑顔 目にど残る)

ミウクルワレガウ ミニドゥヌクル
(見送る笑顔 目にど残る)

2.

ダンジュカリユシヌ ウタヤワチャガタン
(だんじょかれよしの 歌や湧上がたん)

ユウナサチュル シマチムニヌクティ
(ゆうな咲きゆる 島肝に残て)

ユウナサチュル シマチムニヌクティ
(ゆうな咲きゆる 島肝に残て)

歌詞の意味

1.

だんじょかれよしの歌声の響きと

それを歌って見送ってくれた人々の笑顔が 今も懐かしく心に残っている

2.

だんじょかれよしの歌が湧き上がった

あのユウナの咲く島が今も懐かしく心に残っている

沖縄民謡「だんじょかれよし」

「歌声の響」は、天皇陛下が皇太子のころに沖縄のハンセン病療養所に訪れた際にお聴かれになった沖縄民謡「だんじょかれよし」を琉歌に詠み、その琉歌をもとに皇后陛下が作曲し作られた楽曲のようです。

琉歌は、沖縄周辺の島々に伝わる八・八・八・六の音数律をもつ定型詩。

琉歌(りゅうか)は、奄美群島・沖縄諸島・宮古諸島・八重山諸島に伝承される叙情短詩形の歌謡である。奄美群島においては、主に島唄と呼称される。

引用元:琉歌 – Wikipedia

Keigo

「だんじょかれよし」はお祝いや旅立ちの歌に使われる言葉で「誠にめでたい」という意味だそうです。

おわりに

いかがだったでしょうか?

今回は「歌声の響」のコード進行と楽曲分析をしてみました。

作詞が天皇陛下、作曲が皇后陛下という、国民のために祈り続けてきた両陛下だからこそ出来上がったとても貴重で美しい楽曲です。

「平成」という時代の締めくくるにふさわしい楽曲にもなっていると思っています。

それでは。