イヤフォンケーブルが断線!650円のMMCXケーブルを買ってみた
先日、イヤフォンのケーブルがついに断線しました。
今まで使っていたイヤフォンはShureのSE215という、超絶コストパフォーマンスの良い定番品です。
4年歳月を経て、ついて断線! 左側が完全に聴こえなくなりました。実は一年ほど前からケーブルの亀裂や劣化が気になっていたのですが、騙し騙し使っていました。
ケーブル関係のブログなどを読んでいると「買って数ヶ月で断線した!」なんてのはよくあるみたいです。
幸い、SE215はケーブルの交換ができるタイプなので、新しくケーブルを買うことにしました。
MMCX対応のイヤフォンならケーブル交換可能!
ケーブルを交換することを「リケーブル」と言います。イヤフォンやヘッドフォンのように、細いケーブルは物理的に断線しやすいので、最近のイヤフォンやヘッドフォンはリケーブル可能な商品も多いです。
リケーブル可能な端子として「Mini XLR」や「MMCX」などがあります。
以前、別の記事で紹介した「AKG K240 Studio」もリケーブル対応(Mini XLR)のヘッドフォンの一つです。
▼おすすめのモニターヘッドフォン「AKG K240 Studio」。

コスパが高いのでヘッドフォン入門におすすめ!
▼ワンタッチでリケーブルできないヘッドフォンで有名なのは「SONY CD900ST」。

リケーブルにはハンダ付けが必要!
また、ワンタッチでリケーブル可能な「MMCX」があります。
SE215も「MMCX」に対応しています。
以下「MMCX」についてWikipediaより引用です。
2011年にShureが本来はオーディオ用規格ではないMMCX端子をハウジング・ケーブル間のコネクターとして採用した製品を投入した。
それを期に、他のイヤフォンメーカーからもMMCX端子によるリケーブル対応製品が多く投入されるようになった。
しばらくするとサードパーティーからリケーブル製品が数多く発売されるようになり、2015年以降、さまざまなメーカー・ブランドの製品が出回っている。

ShureはMMCX端子の先駆け!
MMCX対応ケーブルはイヤフォンの性能に合わせよう
サウンドハウスでMMCX対応のケーブルを調べると商品が150件以上も出てきます(2018年12月現在)。
▼価格が最も安いもので、NOBUNAGA LABS 「TR-SE2」が3000円。
▼価格が高いもので、ALO AUDIO 「SXC 8 IEM Cable」が40000円。
リケーブルをするなら、できるだけ良い音がするケーブルが良いと思うのは当然のことです。
しかし、ケーブルの価格が高ければ良い音が出るというわけでもありません。イヤフォンの性能がボトルネックになる可能性があるからです。
自分の持っているイヤフォンの性能と、これから買うケーブルの性能を考える必要があります。
僕が持っている「SE215」はエントリーモデルとしては定番の素晴らしいイヤフォンですが、高級イヤフォンではありません。
- ダイナミック型:普通のイヤフォン。安い。SE215など
- BA型:高級イヤフォン。高い。SE846など

「SE215」なら安いケーブルで十分だね!
調べるほどわからなくなるケーブル沼
「Shure SE215」に合う評価の良さそうなケーブルを色々と調べてみました。
▼Shure「EAC64BK」。純正なのでまず間違いないケーブル。
▼NOBUNAGA Labs「TR-SE2」。
▼オヤイデ「HPC-MXS」。
いやしかし、どのケーブルも評価や感想がばらばらで一つに的が絞れない。調べるほどにわからなくなってくる。
しまいには「どんなケーブルでも大差ない」というエンジニアの声もある。言われてみれば確かにそうかも。

んー困ったなあ!
超安い650円の激安なMMCXケーブルを発見!
アマゾンで物色していると良いものを発見しました。
▼「GAOHOU」というチャイナ製のケーブル

読み方がわからない。ガオホー?笑
いや、なんかすげえって思いました。笑
何万円もするケーブルを比較しながら、あーでもない、こーでもないと商品比較していたのですが650円のケーブルはさすがに値が強すぎる。笑

ケーブル色は青と黒がある!
650円の音はいかに!?
いろいろ迷った末に、650円なら失敗してもいいやと思って買ってみました。結局ね。笑
▼さすが650円クオリティ。ポリ袋収納。笑
▼断線したケーブルは外しました。付け替えていきいます。

意外と力がいる。
▼付け替えるとこんな感じ。
最初の印象は……。

両側からちゃんと聴こえる!!
音が良いとか悪いとかではなくて、ケーブルとしての最低限の機能が果たせたことに深く感動してしまいました。笑
注意深く聴いてみるとやはり音質面は純正に比べて劣ります。音が引っ込み、ガッツがなくなります。
あと、ケーブルが柔らかいので絡みまくります。意外と時間とられるので絡まると大変です。純正ケーブル、素晴らしかったんだと実感しました。

650円だから文句言っても仕方ないね。笑
おわりに
● ケーブルを交換することを「リケーブル」と言う。
● MMCX対応のケーブルが650円で買える。
● 少し絡まりやすいが問題なく使える。
● SE215純正ケーブルよりは音質が少し劣化する。
今回は650円で買える超激安MMCXケーブルを紹介しました。
問題なく使えたので「とりあえず交換用のケーブルが欲しい!」という方にはおすすめです。

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▼「GAOHOU」MMCX対応のブルー。
▼「GAOHOU」MMCX対応のブラック。
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